生きものばんざい

身近な生きものたちを中心に季節を見つめていきたいと思ってます。

今年の子供たち

週末の水害、大変なことが起こってしまった。
いつも言ってるけどもう一昔前の気候ではなくなってしまった。
”想定外”という言葉はもう聞き飽きたし、
結局すべての自然災害に対し、
出来る限り被害に遭わないように
住むところから自分できちんと考えないと
明日は我が身かもしれない。

私の住む大阪北部でもつい最近大きな地震もあったし、
週末の雨もすごかった。

そして今日大阪は梅雨明けだそうな。
無茶苦茶早い。

この夏は例年にも増して暑くなりそう…

う~ん、考えれば考えるほど気が滅入るので、
気分転換。

今年、我が家に来た可愛い可愛い子供たちを紹介します。

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エナガ 4月16日

この日に近所で巣立ったみたいで、何匹かはまだ長く飛べず道路に降りてしまうので
車に轢かれないように私はつかず離れず見守るという感じでした。
残念ながら昨年みたいに団子にはなってくれず、
親の鳴き声に誘われご近所さんのお庭に入っていってしまいました。

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エナガ 5月17日

巣立ちの日から3週間後に成長した彼らがやってきてくれました。
しかし、3羽だけ。巣立ちの日は少なくとも7羽はいたのですが、
これぐらいになると分散してしまうのでしょうか、
それとも他の兄妹は死んでしまったのか、
もちろん、この3羽があの4月にやってきた子供たちと同じかどうかなんて
わかるはずはありませんが、私は同じ子供たちだと思っています。

そして、この日を最後に我が家にエナガの子供たちがやってくることは
今のところありません。

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シジュウカラ 5月16日

シジュウカラはエナガと違い、我が家に来るときは結構成長した姿でやってきます。
おそらく巣はご近所ではないんだろうなぁ。
何せバラバラで動き回るし、葉っぱが邪魔して確認できたのは4羽だけ。
親の後を追いかけあっという間に余所へ行ってしまいました。

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シジュウカラ 6月22日

再びシジュウカラがやってきたのは1か月以上たったある日、
エナガと違い、2回目の子供たちでした。
前回同様この時もバラバラで動き回るため
数は3羽しかはっきりとは確認できず。
おそらくもう少しいるような気がしたけどなぁ。
どうも餌の毛虫が少ないようで
この時も長居してくれずあっという間にどこかへ行ってしまいました。

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メジロ 6月14日

メジロもご近所さんのどこかで子育てしていたらしく、
この日が巣立ちだったみたいで、
昼前から親と子供の声がひっきりなしに飛び交っていました。
メジロは子供の成長に差があるみたいで、
この個体は結構しっかりした飛び方と足取りでした。
長男?それとも長女?

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メジロ 同6月14日

上記の個体に対し、この個体はあきらかに末っ子という感じで
飛ぶのも止まるのもおぼつかなく、
距離を置いて見守る私も親からはぐれないかヒヤヒヤでした。
最後はお向かいさん宅を経由して、
道路ひとつ挟んだお宅のお庭にいったところで私の観察も終了。

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スズメ 5月18日

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スズメ 6月27日

最後はもちろんスズメ。
以前に比べ数は随分減った感がするけど、
この辺りでは早い時は5月のGWの頃に一番仔が出、
遅いのは7月の10日過ぎまで餌をねだる可愛い子供の姿を目にする。

どの子も元気に成長してほしいけど
そうはいかないのが野生の世界。

我が家を訪れて私にあどけない姿を見せてくれた子供たちが
立派に成長して、我が家にまたやってきてくれることを楽しみにしたい。

でもそれを判別する手立てがないんだよな~(笑)。

今度は虫見

先日の鷹見に続き、今度は虫見に行ってきました。
場所は大阪と兵庫の県境。

この辺りはまだ箕面ほどシカによる食害がひどくなく
草本類が残っており、
まだまだ色々な虫たちを見ることができるので
ここ数年来よく訪れる場所となりました。

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静かな池の畔

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シオヤトンボのカップル

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こちらはホタルカミキリのカップル

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シロヒゲナガゾウムシのお見合い

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陣笠を連想させるジンガサハムシ

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久しぶりのコカブトムシ

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初見のクロホシタマムシ

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早苗の季節が似合うフタスジサナエ

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この形にどういう意味があるのだろう、セダカコガシラアブ

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こちらも風変わりなキベリトゲトゲ

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長い触角のホソオビヒゲナガ


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吸水に夢中のモンキアゲハ

他にもたくさんの生きものたちを見、聞くことができ
久しぶりにシャッターを押した一日でした。

まぁでも今のうちにという感じかもしれません。
山道に入る麓に広がる耕作地はどこもかしこも
電柵や網で囲まれている現状。
ここもいつまでもつか…

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こんな感じで囲われています


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シカの足跡

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その柵がお気に入りのイソヒヨドリ

イソヒヨも今やどこでも見かける種類になったなぁ…


日本全国で大問題になっているシカ。
私が小さい頃は大阪府では保護されるほど希少だったのに
たった3、40年ほどでこんなことになるなんて思いもしなかった。

箕面に限らず北摂の里山を歩くたび
嫌でも考えさせられてしまう。

ほんまにどうなるんだろうか…

おっと、楽しかったはずの虫見から話がそれてしまった。

とにかく、がっつりじっくり沢山の生きものたちに出会い
心地いい風や懐かしい匂いに触れた気持ちのいい一日でした。

遠かった…

京都での個展が終わり、心身ともにようやくゆっくりとできる時間ができた。
たまっている家の用事も片づけねばならないのだけど、
そんなこと気にしていたら季節はあっという間に進み
また生きものたちとの出会いを逃してしまう。

行きたいところはいろいろあるのだけど、
さて、いざどこに行くべきかと思案しているところへ
いつも鳥や虫の観察で色々と案内してもらっているKさんから
願ってもないお誘いがきましたので
久しぶりに連れて行ってもらいました。

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橋を2つ渡り、着いた先は四国。

ここは鷹渡りのポイントとして有名なんですが、
今回の狙いは”ハチクマ”。

ハチを食べるタカとして有名で、他のタカよりちょいと遅れて渡るらしく
運が良ければその雄姿が近くで見れるかもとあって
ポイントには何人ものタカウオッチャーがおられました。

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到着後しばらくして飛んでくれたツミ

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本州の里山で繁殖するサシバ

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私にしたら冬のイメージのノスリも北を目指していきました




で、16時まで粘りましたが、
お目当てのハチクマはというと…



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手持無沙汰の皆さん


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遠かった…

もちろん肉眼では米粒よりも、
いやアリよりも小さいぐらいにしか見えなかった(笑)。



いつもながらまぁタイミングもあるので、
そう簡単にはいかないのが自然観察。

それは、次また来いよという自然からのメッセージなのでしょう。


そんな中でも私を楽しませてくれたのがこちら。

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海をバックに舞うトビの背中や正面からの姿もなかなかでした。



他にもチゴハヤブサ、アマツバメ(おそらく)にアサギマダラが
それぞれの目的地をめざし海峡を越えていきました。

ほんと身一つで何千キロ、何万キロもの距離を渡っていく
彼らの能力の凄さにはただただ感心するばかりです。

今日もまた多くの渡り鳥が目的地を目指しているんだろうなぁ…

Kさん、いつも色々連れていっていただき感謝感謝です。
お身体大事に、これからもまたご一緒すること楽しみにしています。


昼寝しそうなほど心地いい場所で、帽子もかぶらず過ごしたため
今日は日焼けで顔が痛いです(笑)。

そうそう、庭には早くもスズメの一番仔がやってきてます。
やはり今年は早い。

始まりました&春のトンボ撮り

京都大丸での個展、今日から始まりました。
前回のハルカスが終わってから2ヶ月。
作品を揃えるプレッシャーから解放されて、
ここ数日はただただホッとしてます。

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谷上裕二 油彩画展-輝いている、小さないのち-
2018年4月25日(水)~5月1日(火)
午前10時から午後8時まで(最終日は午後5時にて閉場)
大丸京都店 6階 美術画廊


私は29、30日の両日の午後会場にいますので
お越しの方はお気軽にお声かけてください。

という訳で、ようやくひと段落ついたので
超がつく位久しぶりに近場のフィールドを散策してきました。

毎年恒例、春のトンボ撮り。

しかし、

出遅れでした…

皆さんご存知のように今年は季節の進みが早く
山はすでに初夏の装いで、お目当てのトンボの羽化シーンは見れず終い。

ひょっとしたらと予想はしていたが、残念…

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山笑う

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越冬組のホソミイトトンボは早くも産卵

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こちらも越冬組のホソミオツネントンボ

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ヨツボシトンボの誕生

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フジも満開

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林床にはフデリンドウ

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タニギキョウも

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流れの傍にはムラサキサギゴケ

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ハラビロトンボ

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フタスジサナエ

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お目当てのトンボはもぬけの殻でした…

この春は渡りの小鳥たちもろくに見に行けなかったなぁ。
う~ん、仕方がないとは、わかっちゃいるけど…

にしても、暑すぎやろ。

今年の桜&個展のお知らせ

ハルカスでの個展が終わり、庭に来ていたジョウビタキやイソヒヨドリも
それぞれの繁殖地へ向かって旅立っていき、そして我が家の今年の桜も
咲いたと思えばあっという間に散り桜となりました。

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ジョウビタキさんは3/26が終認

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イソヒヨ君は3/27が終認でした


昆虫の方も越冬組のアカタテハやルリタテハにテングチョウ、
ムラサキシジミに加え、アゲハやモンシロ、クマバチが飛び回り、
夜少し暖かい日にはクビキリギスの鳴き声も楽しめるようになりました。
久しぶりにツマキチョウが飛んできた時はうれしかったなぁ。

まったく、この時期の季節の移ろいの速さはすごい。

今記した種類の生きものたちは全て庭で見た生きものたちですが、
つい先日までの我が家の様子です。

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アトリエから見る

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エナガちゃん、今年も子供たちを連れてきてくれよ

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ヒヨもおとなしくしてると可愛いんだけどなぁ

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スズメちゃんと一瞬目があったような気が…

今年はシジュウカラとコゲラの来場?がほんと少なくなってしまったし、
ウグイスも少し離れたところに縄張りをもってるみたいで
その鳴き声もあまり聞くことができず、にぎやかとはいえない桜の季節でした。


そんな中ある日、ほんの数分でしたが
我が家ではお初の鳥の姿がありました。

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メスのニュウナイスズメ

繁殖地へ向けて北上している途中で立ち寄ってくれたのでしょう。
もっとゆっくりしていけばいいのに、あっという間に飛び去ってしまいました。



次の個展が迫ってきてるので、ほとんどどこへも行けず
私の生きもの観察はもっぱら家の庭です(笑)。

さて、その迫ってきた個展のご案内です。


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谷上 裕二 油彩画展 ー輝いている、小さないのちー
2018年4月25日(水)~5月1日(火)(最終日は午後5時閉場)
大丸京都店 6階美術画廊

ここも久しぶりの開催。
2012年以来だから、6年ぶりか~。

これからが最後の追い込みです!

今後の予定

新しい年になったと思えば、あっという間に1月もあと5日。

先月初めに私の身近な所で思いもよらないこと(いいことではありません)が起こり、
色々と気が休まることはない日々が続いています。
詳しくは記しませんが、少しでもいい方向に向かって欲しいと願うばかり。

さてこの冬は全国的に寒い日が続いています。
思えば昨年の秋、例年より早い時期なのに
ツグミが群れで飛んで来たりしていたのは
この冬の寒波を察知していたのかもしれません。

それに比べ雪が降った時の都会の大混雑ぶりを見るにつけ
自然の前ではヒトのなんと無力なことかを痛感します。
私もその一員なんですけどね(笑)。
でも幸いなこと?にサラリーマンではない暮らしをしているので
大雪や台風なんかが来たときは家でじっとしております(笑)。
なので被害に遭ったことは今のところないかな。


さて取り急ぎ今後の予定です。

来月2月に今年最初の個展を予定しています。
場所はあべのハルカス。
谷上 裕二 油彩画展-輝いている、小さな命-
2018年2月21日(水)→27日(火)
タワー館11階 美術画廊

2年ぶりのハルカスに向けて、現在追い込み中です。
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その後は4月25日から京都大丸、
8月29日から心斎橋大丸でそれぞれ1週間が決まっています。
またまた地元関西ばかりが重なってしまう年になりそうだけど
こればかりは私にはどうすることもできません。

それでは遅ればせながらですが、
今年もよろしくお願いします。

個展のお知らせ

毎度ご無沙汰です。

博多での個展から2か月。
台風や長雨で秋らしいすっきりとした青空に出会えたのも
ほんと少なかった。

生きものたちも影響受けているものもあるだろう。
天候のせいか環境のせいか
我が家に訪れる鳥や虫たちもずいぶん少ない。

取り越し苦労ならいいのだが…

さて今年最後の個展のご案内です。

谷上 裕二 油彩画展 ー輝いている、小さないのちー
2017年11月15日(水)~21日(火)(最終日は16:00閉場)
近鉄奈良 5階美術画廊

近鉄奈良ではなんと9年ぶり。
9年前といえばサラリーマンやめて絵描きになって、
デパートの美術画廊という世間に認められているすごい場所で
個展をさせてもらえるようになった私のデビューの年でした。


ということは9歳、歳食ったということ。

色々なことがあの頃とは変わったけど、
自分は成長しているのだろうか…

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ようやく

博多での個展が終わり、ようやく気分的にゆっくりできる日々を過ごしてます。

そんな中、以前から行きたいと願いつつ、
天気や仕事の都合でタイミングがあわず行けなかったところに
先日ようやく行くことができました。

どこかというと…

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最寄駅は山陰線保津峡駅

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満員のバスに揺られること15分

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バスを降りて歩くこと数分

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山間部に現れたフジバカマ群落


柚子の里として有名な京都水尾。

ここで地域の活性化をめざし地域住民が中心になり、
休耕田を使いフジバカマを育てている話を知ったのは数年前。


フジバカマといえば、

そう

渡りをするチョウとして有名なアサギマダラが大好きな花。


天気とフジバカマの開花とアサギマダラの飛来の3つの要素がバッチリ揃い、
花畑に飛び交う数多くのアサギマダラを楽しむことができました。

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これからアサギマダラはどんどん南下していき、
判明してる最南端はなんと台湾とのこと。

チョウの仲間では比較的大きい種類(10cmほど)ですが、
それでも身一つで何千キロも飛んでいくなんてスゴイといつも思います。

静かな静かな山間でほんと気持ちのいい一日を過ごし、
彼らの旅の無事を祈りながら、帰路につきました。

ちなみに水尾フジバカマ鑑賞会は10/8(日)まで開催されています。


そうそう、地元ではほんとにいなくなってしまったアキアカネもたくさんいました。
これも嬉しかったなぁ…
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明日から博多で始まります

またまたご無沙汰になりました。

東京での個展の報告もままならないまま、
あっという間に9月も半ば。
遅々と進まない画面に気が滅入りながら、
ちまちまと制作だけはしておりました。

今年の夏も変な夏でした。
もう以前のような夏はこないんだろうなぁ。
気温の変化に体がついていかなくなってきたのは
歳のせいなのか日頃の鍛え方が足りないのか…

おそらくどちらもだろう。

さて、明日から博多での個展が始まります。

谷上 裕二 油彩画展 ー小鳥が歌えば…ー
2017年9月12(火)~18日(月・祝)(最終日は16:00閉場)
福岡三越9階=岩田屋三越美術画廊

私は15日~18日まで会場におります。

今回は作品購入いただいた方に
可愛いフクロウの写真パネルをプレゼントすることにしました。
こういうことも初の試みですが、
少しでも喜んでもらえれば嬉しいと思っています。

3年ぶりの博多、今から楽しみです。

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明日から東京で個展

またまた久しぶりの更新となりました。
う~ん、相変わらずズボラであかんなぁ~。

札幌での個展からはや4ヶ月。
明日から東京日本橋丸善にて3回目の個展が始まります。
札幌の雪が懐かしいほど、私が住む大阪も梅雨明けし連日の猛暑。
で、早くも夏バテ気味ですが、
東京に行って、懐かしい人たちと再会すると元気も出るはず!

谷上 裕二 描写展 ー小鳥が歌えば…ー
2017年7月26日(水)~8月1日(火)(最終日は17:00閉場)
丸善・日本橋店3階ギャラリー

私は金・土・日と会場におります。

これが終われば9月には博多でも予定しています。
夏バテなんかになるとほんとエライことになる…

まぁ今は目の前のことやるのみだな。

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