生きものばんざい

身近な生きものたちを中心に季節を見つめていきたいと思ってます。

開催中

一昨日から始まった博多三越さんでの個展。

早速現地の様子を送ってもらった。

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会場が新しくリニューアルしてから
私は初めてなんですが
しゃれてて綺麗な感じ。

明日から在廊予定ですが、
ここ数日天気がイマイチみたいで
今日は長崎の方で線状降水帯が発生しているとのこと。
大阪は相変わらず真夏のような暑さなのに、まったく…

何とか荒れるのだけは勘弁してほしい。


谷上裕二 油彩画展 -鳥とともに、自然とともにー
2023年9月13日(水)~9月18日(月・祝)
(最終日は17:00閉場)
福岡三越4階 岩田屋三越美術画廊


水曜から

博多での個展が近づいてきた。
博多も前回開催がコロナの影響があり、
私が在廊できなかったので
行くのは5年ぶりになる。

会場が前回とは違いリニューアルしたらしく
それもまたいい意味で楽しみです。

私は9/16~9/18までの3日間在廊予定で
夜には博多に住む同級生と一杯やる予定。
皆さんご存知のように博多も食べ物がおいしく、
毎回それが楽しみでもあるんです。

あとはやはり天気だけか。
こればっかりは仕方がないことだけど
開催が1週間と短い期間なので
やはり天気がいいに越したことはない。

今回は小品だけどシマエナガを多めに用意しました。

さあ、あとは野となれ山となれ!

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谷上裕二 油彩画展 -鳥とともに、自然とともにー
2023年9月13日(水)~9月18日(月・祝)
(最終日は17:00閉場)
福岡三越4階 岩田屋三越美術画廊

次は福岡

熊本の個展からはや1か月が過ぎた。
次の個展も九州です。

谷上裕二先生 福岡DMハガキ2023画像面

谷上裕二先生 福岡DMハガキ2023文書面

ここでは5回目となります。
そうか、もう5回目か~。
博多も街だけでなくお客さんも、お店の方々も気さくな人が多く
毎回訪れるのが楽しみな場所であります。

熊本に続き今回も祝日もあるので
私は9/16~9/18の3日間在廊予定です。
博多も前回がコロナで行けなかったので行くのは久しぶり。

これからが準備のラストスパート。
とにかく天気が安定して台風が来ないことを願うばかり!


谷上裕二 油彩画展 -鳥とともに、自然とともにー
2023年9月13日(水)~9月18日(月・祝)
(最終日は17:00閉場)
福岡三越4階 岩田屋三越美術画廊


ライトトラップ

梅雨が明けたと思ったら
連日いきなりの酷暑。
いやぁ~、前々から言ってるけど
本当にヤバイ感じがひしひしと迫ってきている。

まぁその話はキリがないので置いといて、
熊本での個展、無事終了しました。
個展はもちろん訪れるのも初の熊本でしたが、
飛行機からみた阿蘇の緑の綺麗なことにまず感動し、
木をふんだんに使った熊本空港も素敵でした。
鳥や自然好きのお客さんとの楽しい会話や
同級生がわざわざ博多から来てくれたり
そして、夜は馬刺しをはじめ美味しい料理を堪能してきました。
会場である鶴屋さんを出た通りから見える
熊本城のカッコよさはなかなかだったなぁ。
今回は会場とホテルの往復だけで終わったけど
次行く機会があったらもう少し色々回ってみたいと
思わせる、そんな土地でした。

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熊本での個展を終え帰阪してからは
たまっていたり、待ってもらっていた撮影や諸所の用事が山積み。
そこに父親を病院に連れて行ったり、姪のピアノ発表会の見学やら、
車検に自分の歯医者、暑い中の溝掃除まで含めて
バタバタが連続していたここ2週間ほどでした。

そんな中、「ライトトラップに行きませんか?」と
思ってもみない嬉しいお誘いを受け、
もちろん二つ返事で連れて行ってもらってきました。

ライトトラップとは、
光に集まる昆虫の習性を利用して
彼らをおびき寄せる方法のことです。

今はテレビから全く見なくなったあの
カマキリ先生こと香川照之が
”昆虫すごいぜ”のミヤマクワガタ編でも
行っていたアレです。

昆虫写真家の海野和男さんが
オウゴンオニクワガタを呼ぶために
東南アジアの方で行っていたアレです。

私の他には子供連れの2家族と、
主催してくれた方が2人。
場所は箕面ではなくお隣兵庫県のとある場所。

日が暮れ水銀灯が夜の闇を照らすと、
次から次へと、いやぁ~来るわ来るわ、
大小様々な昆虫がやってきました。
子供たちの歓声と共に私の心もちろん
子供時代に返ってました。
BGMのウマオイも昔を思い出し気分があがったなぁ(笑)

虫に興味のない方には絶対に分からないでしょうが
虫好きにしたらこれほど楽しい時間はないんですよ(笑)

その数時間、私が観ただけで50種は軽く超えてました
名前の分からない小さい種含めるとどれぐらいになるんだろうか…

それでは虫のオンパレードです(笑)

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手のひらサイズのシンジュサン

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かと思えば小さいサイズのカドマルエンマコガネ

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初見のオオコフキコガネ

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ケラもいつ以来だろうか

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ウバタマコメツキ

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こちらも手のひらサイズのヤママユ

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アカアシオオアオカミキリ

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もひとつ大きいサイズでオオミズアオ

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貫禄のミヤマクワガタ

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カタジロゴマフカミキリ

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クロカミキリも超久々

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マルホシシラアツバ

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オオトモエ

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カギシロスジアオシャク

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立派なコクワガタ

そして、私が絶対に会いたかったのがコレ

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日本産カミキリの中では
最大の大きさの一種であるミヤマカミキリ。
夜行性であるため日中に出会うことはなかなかなく
私がこれに最後に出会ったのは30年ほど前。
まぁ夜間に山に行くことがないのと
いい樹液が出る木が近くにないので
当然といえば当然なのですが
シロスジカミキリと並んでこの大きさは
やはり存在感が違う。

そのカミキリにいきなり会えたので
少し感極まっていたのですが、
その後何匹も何匹も飛んでくるので
次第に感動も薄れてしまい、
最後の方には”な~んだまたか”と…
でもやはり一番シャッターを切ってました。

紹介しきれなかったですが
もちろんカブトムシにノコギリクワガタの主役も登場し、
彼らは子供たちが連れ帰り、その他はリリース。
他にも水生昆虫のヒメガムシやカミキリ色々、
ゴミムシの仲間やコガネムシの仲間、
蛾の仲間も数多く、少々撮影が雑になったのが
もったいなかったかな…

おにぎり2個の晩飯で空腹にもならないのは
やはり虫たちの登場がそうさせるのであろう。

ミヤマカミキリはもちろん嬉しかったのだけど、
大型の蛾のシンジュサンとヤママユがいてくれたのが
何か嬉しく、ホッとしました。

誘っていただいたMさん、
主催して下さったCさん、Oさん
ありがとうございました&お世話になりました!

始まりました

熊本での個展が今日から始まったので
早速現地から会場の様子を送ってもらった。

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前にも触れましたが、
ここでは前回の開催がコロナのため途中打ち切りになったため
今回が実質の初開催という気持ちで制作にとりかかってきました。
どこでもそうですが、初めてとなる場所は期待と不安がつきもの。
でも、私が熊本に行ったことがないということは
逆に楽しみの方が多いことは間違いないだろう。
大きな会場らしく、今回用意した作品38点は全て展示できたそうです。

始まればあっという間の1週間だろうけど
たくさんの人に観てもらいたい。

私は3連休全ての日に在廊しています。
初熊本、楽しみです。
とにかく、まずは天気が安定してほしい!

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20230620 dm-1鶴屋DMA4 谷上先生2023A面

いなかった 後編

前編に引き続き、ある蝶を求めて再度挑戦した場所はここ。

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神戸市北区にあるあいな里山公園

もともとここに目的の蝶がいるということを親戚から教えてもらい
今回の探索になったという訳です。

まっ、結果はタイトル通り、ここにもいませんでした(涙)

情報が2、3年前のものだから今はいなくなったのだろうか…
写真は撮らなかったのですが、前回の場所といい今回の場所も
肝心のハンノキの葉っぱがどうも元気がないような気が、
色が茶褐色がまだらに入っていて…

改めてネットでハンノキの画像を検索すると
もっと緑緑してるものばかり。

それとも天気のせいなのか、たまたまなのか、
こればかりはそう簡単には答えは見つかりません。

まぁ、しゃあないということで
お目当ての蝶にはフラれましたが、
私たちを楽しませてくれた色々な生きものたちを紹介します。

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アキアカネ誕生

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希少種スズサイコ

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初見でしたシロスジドウボソカミキリ

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私的にはこれを見つけた時が一番盛り上がった

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ちょいと遠いけどオオヤマトンボ

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Nさんが発見してくれたオオルリ

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オカトラノオ群落にウツボグサ

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ヒロバネヒナバッタ

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ゴマダラオトシブミ

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ビロウドカミキリ

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ご一緒したお三方

目的の蝶には会えなかったけど、どちらも場所も緑豊かで
ダニもまだまだ多そうでないし、きちんと管理されている気持ちいい所でした。
探せばもっともっとたくさんの生きものたちに会えるんだろう。
私の家からもちっと近かったらなぁ…

皆さん、今更ですがお疲れさまでした!

しかし、最近兵庫県に行くことがほとんどになってきたのは
やはりKさんのお陰であることは間違いない。


谷上裕二 油彩画展 -鳥とともに、自然とともにー
2023年7月12日(水)~7月18日(火)
(最終日は16:00閉場)
鶴屋 本館8階 美術

次は熊本

次の個展が近づいてきた。

ここは3年前の4月にも開催したのですが、
その頃と言えば…

そう、コロナがはやりだした時期でしたが
当時熊本はまだそんなに感染者が多くなかったので
開催にこぎつけはしました、
ただ私も熊本入りは見送り。

しかし、

確か開催2日目か3日目にデパートで働いている方が
感染したことが判明し、お店が休業になり、当然個展も打ち切り。

その後全国に緊急事態宣言が出ました。

なので、ようやく落ち着いて開催できる初の熊本!という感じかな。

しかし、沖縄はまた医療崩壊が起こっているほど
感染者が急増しているらしいので、
今後がやはり心配ではあるのですが。

あとはやはり天気だなぁ。
昨日から九州は線状降水帯が発生し、
大雨の被害が出ているらしい。
梅雨末期、これ以上ひどくならないことを願うだけです。

初の熊本、楽しい時間になってほしいなぁ。

20230620 dm-1鶴屋DMA4 谷上先生2023A面

20230620 dm-2鶴屋DMA4 谷上先生2023B面


谷上裕二 油彩画展 -鳥とともに、自然とともにー
2023年7月12日(水)~7月18日(火)
(最終日は16:00閉場)
鶴屋 本館8階 美術

いなかった 前編

本格的な梅雨シーズンのこの頃、
ハンノキ林に舞う美しい蝶を探しに2週に渡って行ってきました。


まず一か所目の場所はここ。
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やしろの森公園

いつも色々と連れて行ってもらうKさんが少し前に
ここで実際にその蝶を観察されていたのも
私の期待を膨らませるには十分でした。

程よく管理された公園内をKさんはじめNさん、Aさんと4人で
ワイワイ楽しみながらの色々な生きものを探しながら楽しいひと時でした。

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羽化したてのメスグロヒョウモン(雌)

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カキラン

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お休み中のタケカレハ

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コウホネ

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キボシカミキリ

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セマダラコガネの黒化型

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リョウブ

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ハラビロトンボ

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交尾するヒメヒゲナガカミキリ

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生き残りのルリタテハが縄張りを主張


ここまで来るとシカやイノシシの気配をほとんど感じることはないので
草むらにも気軽に入ることができるのが本当にうれしい。
私がよく行く近場のフィールドは
そこら中にマダニがいるという感じなので
本当に気が抜けないのです。
実際に何度か咬まれたことありますし…



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ハンノキ林

ハンノキと聞けば少し蝶に詳しい人ならピンときたはず。
その蝶が舞う夕方16時ごろから2時間ほど4人で目を凝らし探しましたが、
影も形も全く確認できませんでした、残念…

まぁ、元々数が多くはないだろうから
やはりそんなに簡単にはいかないもんか(涙)

待ってる時ふらりとやってきたサラサンマが
目の前で産卵してくれたことで慰められました。
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しかし、スタッフも若く明るく気持ちのいいところだったなぁ。
いつも思うのだけど、兵庫県のこういった公園って
ほどよく管理されていてほんとおすすめです。

”2週に渡って”なので、翌週もう1か所別の場所で
チャレンジしてきましたので、それは後編で。

無事終了

神戸ポートピアホテルでの個展は昨日無事終了しました。

お越しいただいた方全ての方々に御礼申し上げます。
ありがとうございました!

開催中に梅雨入りしたと思ったら、
またまた大雨で各地で被害がありました。
我が家も雨漏りがあり、夜、心配しながら布団に入る日でもありました。
ただ幸いにも搬入搬出も含め私の在廊日は雨にたたられることなく、(←珍しい)
2日ほどはドライブがてら会場に行きました。
ポートピアに車で行くのは20代前半の頃以来だなぁ~、
なんてこと思い出したりも。


今回はそれぞれの作品に登場する鳥の解説文と
鳴き声が聞こえるQRコードをお世話になっているデザイナーの方に
作成していただき会場に配置してみましたが、
なかなか好評でした。

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ホテルにはコンサートホールもあるため、
ホテルのロビーやそこかしこに若い女の子たちがたくさんいました。
もちろんそんな彼女たちがギャラリーに来ることなんてありません
ギャラリーの前は通っていくのですが(笑)

さて、2か月ほど前に注文頂いてた作品の仕上げをし、
次の個展の準備もしなければならないけど、
見に行きたい生きものたちも目白押し。
そしてこの季節は特に天気との相談もせねばならないので
効率的にやらねば!

ちなみに次の個展は7/12~7/18まで熊本を予定しています。
そのご案内は後日またあらためて。

ようやく

明後日から始まる神戸ポートピアホテルでの個展の準備がようやく終わった。
今回に限らずどこでやるにも日程はずいぶん前に決定しているのだけど
毎度毎度ギリギリまでバタバタする自分にあきれてしまう。
情けないがこればかりは性分なので変わらない(笑)
まぁでも、今回は搬入や展示も自分でやるので
それはそれで楽しみでもあるんですけどね。
久しぶりにプロフィールなんかも印刷したし。

他のアーティストの方々と行うグループ展なんかも
自分たちで全て行わなければならないので
色々と大変なことも多いけど、
終わった後の疲労感は心地いいものを感じます。

数はそう多くないけど思えば色々な方々とコラボしたなぁ。
喧々諤々の議論をしたり、
売り上げにつながらなかったり、
全てがいい思い出という訳ではありませんが
それでも懐かしく思えるのは何故なんだろう。

明日は搬入で飾り付け、天気も良さそうなので一安心。
ドライブがてら神戸へ行ってきます。

谷上裕二 油彩画展 ~野鳥とともに~
2023年5月25日(木)~6月4日(日)
11:00~18:00(最終日は15:00閉場)
休館日5月29日(月)・6月1日(木)
ポートピアホテル 本館1F バレビアンカ内ポートピアギャラリー


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