生きものばんざい

身近な生きものたちを中心に季節を見つめていきたいと思ってます。

1年ぶりの鷹渡り

ほんの1か月前、
Kさんの案内で鷹渡りウォッチングに行ってきた。

春の観察は緊急事態宣言により断念したので
昨年秋以来の一年ぶりの鳴門でした。
やはり近くを飛んでくれるとホント興奮するなぁ。
普段見ている小鳥とは違う、
猛禽と呼ばれる何か違う存在感がありました。

彼らの眼には我々はどう映っているのだろうか。

「なんかおるなぁ~」

おそらくその程度だろう(笑)。

いやいや、それどころか眼中にないかも。

それだけ我々ヒトは自然界からすれば
邪魔者以外の何物でないのではなかろうか…

ある個体は大空を、ある個体は海をバックに
みんな気持ちよさそうに舞ったのち
それぞれが目指すかの地に向けて飛んでいきました。


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ハイタカ

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ノスリ

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ノスリ


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チョウゲンボウ

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ハヤブサ若鳥

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ハヤブサ

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ミサゴ

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トビ

彼らが目指すかの地がいつまでも変わらずあり続けてありますように…

赤とんぼを想う

世間では秋といえば紅葉なんだろうけど、
私の場合はやはり赤とんぼ。

しかし赤とんぼを探しにわざわざ遠出しないといけないなんて
以前は考えもしなかった。

先日、気象庁が行ってきた生物季節観測が縮小されるというニュースがあった。
特に動物系は全て廃止とのこと。
普通の生きものを発見できなくなってしまったというのが理由。
見れなくなったから廃止というのは全く腑に落ちないのだが、
まぁその話はさておき…

ツバメ、ウグイス、ヒバリ、トノサマガエルにエンマコオロギ、そしてアキアカネ等々。
そりゃそうだろうなぁ…
私が小学生の頃には子供たちの格好の遊び相手であり、
季節を教えてくれる、そういう生きものたちの減少は目を覆うばかり。

かつては身近だった生きものたちがいなくなるということが
どういうことなのか、関心ない人が多いよなぁ。
メディアの取り上げ方も小さいし…
よく耳にする”そういえばいないなぁ”というフレーズ。
まぁ、それがいなくても生活にはなんら支障がないから無理はないのだけど、
その無関心さが異常に虫う嫌う人や命の大切さを実感しないまま成長する人の多さに
どこかで繋がっているような気がしてならない。

有効な手を打てないまま加速する普通の生きものたちの減少は
もう止めることができないのだろうか。
地方からは人が流出するばかりで、私が生まれ育ってきたような
大都市近郊の街からは人口流入や世代交代により
土や自然の緑の空間は消失する一方。
かろうじて残る緑と言えば公園、寺社、街路樹、河川敷等。

それに、もうすでに”かつてはいた”ということすら
知らない世代に子育て世代の中心は変わっている。

自然系の生きもの探しや体験イベントなんかは
結構人気あるみたいだけど(中身にもよるが)
それを経験した子供たちが自分で”復習”する子がどれぐらいいるのだろうか。
やろうと思ってもそれを実践できる場所が
身近にはなかなかないのではないだろうか。

田んぼや空き地、池や庭付きの家が消えていくのと
同じく消えていった生きものたちの如何に多いことか。
先日訪れたある場所でも池の護岸工事が行われていて
まぁ見るも無残な光景が広がっていた。
そこには絶滅危惧種がいるというのに、だ…

そしてこのところ、
私が行く赤とんぼのいるところですらどうも様子がおかしい。
見た目は変わってないように見えるところでも
赤とんぼそのものの数自体がやはり少ない…

もちろん過疎化、農家の後継不足、ネオニコや耕作放棄、
乾田化に野生鳥獣、外来生物による被害、異常気象等々
様々な理由がからんでのことだろうけど、
小さい頃から慣れ親しんできた赤とんぼの
この現状はあまりにも切ない…

赤とんぼがたくさんいる場所って、
空気もいいし水も美味い、ということはもちろんお酒も。
ホント気持ちのいい素晴らしい場所なんだけど…

来年の秋、今年よりもっと遠くまで
赤とんぼを探しに行く必要がないことを祈るばかり。

ちなみに、
この辺りではお盆の頃から急増する
ゴルフ場や河川敷なんかをフワフワ飛んでいる
橙色のトンボはウスバキトンボで、
夏の暑いさなか公園の池なんかに普通にいる
深紅のトンボはショウジョウトンボといって
両種とも赤とんぼ(アカネ属)ではないことを付け加えておきます。

皆さん、この秋赤とんぼと戯れましたか?


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次は和歌山で

今年も残すところ2か月とチョットか。
振り返るにはまだ少し早いかもしれないけど、
本当にあっという間に冬の足音が聞こえつつある。

急に寒くなった…

そうこうしているうちに次の個展が迫ってきた。

11年ぶりの和歌山での開催です。
忘れもしない11年前の2009年5月はSARSが流行った時で
会場どころかお店にお客さんがいないという寂しい思いを味わったものです。

今回もコロナという逆風がビュンビュン吹いていますが
何とか吹き飛ばしてほしい。

谷上裕二油彩画展近鉄和歌山DMカラー面)_page-0001

谷上裕二油彩画展近鉄和歌山DM(宛名面)_page-0001

谷上裕二 油彩画展 -輝いている、小さないのちー
2020年10月28日(水)~11月3日(火・祝)
(最終日は16:00閉場)
近鉄和歌山 5階 美術画廊

明後日から開催

4月の熊本個展の案内以来、久しぶりの更新か…

熊本での個展は地下街からコロナ感染者が出たため3日目で打ち切りとなり
残念無念の結果となりました。
あれからコロナに大雨、長梅雨に酷暑、今後も台風にもまだ気が抜けず
本当に毎年毎年嫌な出来事ばかり続くようになってしまいました。

そんな時だからこそ、作品を見てほしいのですが
あまり大ぴらに来てくださいとは言えないのがなんだか寂しい限りです。

明後日から始まります博多での個展。

毎回毎回博多入りして元気をもらってくるのですが
今回ばかりは見送ることにしました。

早く収束を願うしかありません。

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こんな時期ですが

う~ん、日々ひどくなってきてるこの状況に対して
国の対策のなんて遅くショボイことは皆さんお分かりだと思います。

”ウィルスにかからなわからんのか!”という感じの
政権中枢にいる肩書だけはエライ面々の方々の言動や顔を見てると、
ほんと滅入ってしまう。

ほんと、どうしようもない…

せめて生きものたちを見て、気を紛らわせるしかないな。

ジョウビタキは旅立ったけど、庭には変わらずシメ、キジバトが立ち寄ってくれる。
そういえばたまに見かけていたシロハラも見かけなくなった。
スズメたちは子育てに向けてそれぞれ準備中なんだろう、
数が一時期に比べずいぶん少なくなった。

我が家の桜も散り始め、例年なら命の鼓動を一番感じる時期だけど
まぁ、今年はなかなかそうは思えないのがさびしい。

さてさて、こんな中個展が始まろうとしています。

場所は初めてとなる熊本。

熊本は幸いにして大阪や東京ほど感染がひどくないので
何とか開催できるみたいですが、在廊を見送りました。
向こうの状況は分かりませんし、こういう時期ですので
お気軽に足をお運びくださいと軽々しく言えないのがつらいな。

鶴屋DM 谷上A4 外面校了 

鶴屋DM 谷上A4 中面校了 

とにかく感染がこれ以上広がらないよう願うだけ。

言いたいこと

問題山積のまま年が明けた2020年。
国内外数々の問題、それどころではなくなってしまった
かの国が発生源であるコロナウイルス。

結果論になるけど、日本に限って言えばいくらでも
決断しなければならないタイミングはあったと思う。
やはりというかそうだろうなというべきか、
危機管理能力が全くないということを図らずも露呈してしまった現政権。

春節やインバウンドに忖度し、
かの国の首席の訪日に忖度し、
オリンピックに忖度しetc

忖度、忖度、忖度、忖度…

おまけに能天気な自粛しない自分勝手な輩。

その結果、志村けんまでがなくなってしまった…

全員集合ど真ん中世代の私にしたら
この喪失感たるもの、しばらくは消えそうもない。

そして、いきなり国会議員のエライさんたちが
そろってマスクをし始めたらと思ったら、
大金費やしマスク2枚を配り、
限られた世帯にのみ現金支給するそうな。
内部留保をためている大企業には
1000億円規模の支援が検討されているそうな。
明日にも食う金が無くなる人がいるというのに…

いまこそ、まさしく国難だろうに
スピード感もなく、安心させてくれる言葉を何一つ発しない
この国のリーダーは


笑えるどころか、絶望的に悲しくなってくる。

まぁ、信頼が地に落ちたことは
今に始まったことではないけど…

書いてて悲しくなるな(涙)

直接選ぶことはできないにしても、
でもやはりそんな人を選んだのは国民ということ。

つまり、この国の民度とでもいうべきかな。


まぁ、今ここであれこれ言っても仕方がないので
やれることをやるしかないんだよな。

私にできることといえば「とにかく家でじっとしてること」。

もともと家にこもって描くということが生活のスタイルなので
どこへも出かけないで家でじっとしろと言われれば
結構長期間でも大丈夫。
(もちろん生きるために必要な最小限の外出はしますよ)

仕事にももろ影響が出ているので
冬眠?春眠?でもしたい気分。

もう一刻も早い収束、
とにかく先行きが開けることを願うのみ。

そして、落ち着いた時今一度この国の在り方を一人一人が
より真剣に考えることができたなら、
この危機も無駄ではないと言えるのではないだろうか。

あかん、止まらん、ここら辺にしとこう(笑)。

そんな人間界とは全く関係なく季節は次のステージに突入。

庭では桜が咲き、アゲハや各種ハチも飛び回っている。
彼らを見てると、あっという間に時間が過ぎる。

春の訪れが例年より
いとおしく感じるのは私だけではないはず。

我が家の鳥たちに関して言えば、
シメは今日もやってきたが、
ジョウビタキは昨日がお別れだったよう。
昨日まで彼が止まっていた定位置に
その姿がないのにはまだ慣れないけど、
無事繁殖地に到着することを願うばかり。

スズメたちは雌をめぐって戦う毎日で、
シジュウカラは時折庭でその美しいさえずりを聞かせてくれる。
相棒のいないキジバトもいつもひとりやってきている。

たまにシロハラ、ウグイス、コゲラがやってくると
私のテンションも上がるという日々かな。


そうそう、先月から一昨日まで近所でレンジャクの群れが飛びまわっていたなぁ。


こういう時だからこそ、彼らの存在が私の心を癒してくれる。

これからは鳥のみならず、大好きな虫の季節が到来。

ホント、生きものが好きでよかった…

なぜ好きになったかはわからんけど(笑)。


とにかく、

生きものばんざい!!


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2020年始まりました

新年明けてから1週間。

年末から新年早々、世間を騒がすニュースが飛び交ってます。
ゴーンの逃亡がかすむぐらいの
イランとアメリカの緊張は本当に気がかり。
日本も他人ごとではなく、これがエスカレートすると
世界が落ち着かなくなるのは間違いないだろう。
オーストラリアの火災もまだ鎮火せず、
北朝鮮問題に香港デモetc
国内でもIR疑獄に桜問題etc

そして一向に間に進まない温暖化対策。

オリンピックどころではないのでは…

私が歳をとったからだろうか
一昔前に比べて世界が危うくなってきているのを感じます。

それはヒトの劣化なのではないのかな…

ヒト以外の生きものを見てるとそう感じざるを得ないぐらいに
世界中でヒトが引き起こす問題は山積みなのに
それが解決に向かっているとはとても思えないのです。

新年早々暗いなぁ~。

さてさて、私の今年はどんな年になるのだろう。
とにかく体力をつけなければというのをまず目標にします。

というのも、年末風邪をひき、治るのに少々手間取り、
治ったと思ったら人生初のインフルエンザに罹患。
年末にはなんとか治ったけど、
クリスマスは布団の中という寂しい時間を過ごしてました。

絵描きという仕事上、どうしても運動不足になりがちなのは
理解していたけど、特に何もしないまま生きてきたツケが
徐々に出始めてきているのだろうな。

私の周りにいる生きものつながり、自然繋がりの
私より20歳以上年上の方々の元気さを見てると
歩くのが一番!というのは間違いない。

フィールド歩きをもっと増やすぞ!

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といいつつ庭にやってくる小鳥たちを撮っている私です(笑)。

相変わらず更新頻度が低いブログですが、
今年もゆるゆるとよろしくお願いします。


2019年も終わり

2019年もあと少し。

流れてくるニュースは混沌とした世の中を感じさせるものばかり。
温暖化がますます進行し災害が頻発しているというのに、
利己主義ばかりのトップたちは目の前の欲にまけ
何も決められずその姿は目を覆いたくなるばかり。

ほんと年々ひどくなる一方で
明るい未来を期待しろという方がどだい無理な話というもの。

しかし、ひどいなぁ…

さて、そんな年もあと数時間。
私にとって今年一番の出来事は何と言っても
中学生の時の先生が暮らす生きものあふれる土地に行けたことでした。

私がいつも気にかけている”身近な生きもの”は
残念ながら私が住む場所からは年々その姿は減るばかりですが
そこはそんな”身近な生きもの”たちが普通に暮らす場所でした。

それこそ私が昆虫採集に明け暮れていた今から40数年程前の
大阪北摂の景色を思い出させてくれました。


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ウラギンがあちこちに

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ナキイナゴもうじゃうじゃ

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ササユリも元気いっぱい

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キアゲハも乱舞

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初見のモートン

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薪にはカミキリがいっぱい(これはワモンサビカミキリ)

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スジボソヤマキは数十年ぶりの再会

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管理されているビオトープにて先生ご夫妻


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畦を歩けばバッタがピョンピョンなんて
本当に久しぶりの体験でした。
もちろんその裏には色々なご苦労があると伺いましたが
生きものたちに優しい環境をこうして意識して整えれば
まだまだ生きものたちの元気な姿を見ることができるんだなぁ
と実感できた3日間でした。

その他にもKさんと共に行った宮崎でのサシバの鷹渡り、
蝶好きな幼馴染の案内で出会えたギフチョウやウスバシロチョウ、
地元のYさんの案内でアオサナエを見れたこと、等々
フィールドに出る回数はそう多くなかったけど
印象的な生きものたちに出会えた2019年でした。



そうそう、年明けは個展があるのです。

谷上裕二 油彩画展 -輝いている、小さないのちー
2020年1月15日(水)~21日(火)
10:00~19:00
(最終日は16:00閉場)
静岡伊勢丹 6階 ザ・ギャラリー



谷上裕二静岡伊勢丹2020DM(カラー面)

谷上裕二静岡伊勢丹2020DM(宛名面)


来年はここ静岡を皮切りに4月に熊本、9月に博多、12月に仙台で開催予定です。
初めての場所が多く、私も楽しみです。

来年は災害のない穏やかな年であってほしい、
心からそう思います。

皆様、よいお年をお迎えください。

とりあえず一区切り

いつもやってる百貨店の美術画廊とまったく違う場所でやることで
見えてくるものがあるはず、という思い、
ワイルドライフアートという日本ではまだまだ浸透していない
ジャンルの認知度を高めたい、という思いで続けてきた
大阪市立自然史博物館での自然史フェスティバルに合わせた展示。

絵を見に来るのが目的で無い人がほとんどの場所で展示する絵描きは
名もない路上ミュージシャンと同じということを
いい意味で思い出させてくれるここでの展示でした(笑)。

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思い返せばこの自然史博物館でのグループ展は2010年に始まりました。
それからホント様々なことがあり(ほんと色々(笑))、
紆余曲折ありましたが今年も無事終了。
そして今年の参加をもって
ここでの展示に関しては私の中では一区切りつけようと思っています。


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2010年 関西以外からの出展もありました

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2012年 物販もしたなぁ

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2013年 

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2018年

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2019年

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やはりハイタカが人気でした


もちろんこの展示自体は続きます。
新しく参加する人も増えましたので
今後ともお近くの方は生きものを愛する方々の
素晴らしい作品をぜひご覧になってください。
一人でも多くの方に野生生物を描いた
こういう作品があるということを知ってもらいたいです。

絵描きが描く生きものではなく、
生きもの好きが描く作品は今後ますます意味を持つと思います。

作品はもちろんだけど、大切なのは過程であり、表現したいとの想い。

今まで見に来ていただいた方、ありがとうございました。


しかし…

こういう自然系の博物館が北大阪に皆無というのは寂しい限り。

北大阪の自然の劣化を目の当りにするたびに
自然系の博物館、そして生物系、農学系の大学が北大阪に無いため
その深刻さがそこに暮らす人たちになかなか伝わらない理由の一つ
でないかとつくづく思います。

ちなみに、今回の自然史フェスティバルの人出は
主催者発表によると過去最高の2万6千人だったそうです。

確かに人は多かった!

都城サシバ群れ飛ぶ里~後編~

サシバがいかに多いといっても
全く飛ばない時間帯もそれなりにあり
そんな時我々を楽しませてくれたのが彼らたち。


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リュウキュウサンショウクイ

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「ピリッ、ピリリリリッ」という鳴き声を交わしながら群れで飛び回っていました

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こちらは一羽でひっそりと餌さがしをしていたエゾビタキ

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カラスに追われるコチョウゲンボウ
ほんま、カラスはどこへ行ってもちょっかい出すなぁ…

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こちらはクマタカ。
もちっと近くを飛んでほしかった…
カラスとの大きさの違いがよくわかると思います

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チゴハヤブサ
アッと言う間に飛び去ってしまった


朝5時起きで日の出前に現着。
午前中は数多くのサシバに圧倒され、
興奮さめやらないまま気が付けば気温はグングン上昇
(この寒暖差がイケナカッタ)
さすが南国宮崎の暑さを感じながらも
午後になるとサシバの出が悪くなるので、
サシバ以外の生きものも探してみようということで麓に降り、
散策するのが最初の数日のパターンでした。



さすが緑に囲まれているからか
大阪でなじみのものから初めての生きものをあちこちで
見ることができました。



まずは初見のこちらから。
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サツマニシキ

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この綺麗な昆虫はガの仲間。
にしても”サツマニシキ”って、まるで焼酎の名前そのもの(笑)。
それかお相撲さんかな。
ここではそれなりに目にすることができました。

そしてこちらが懐かしのチョウ、タテハモドキ。
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私が昆虫採集に明け暮れていた小学生の頃、
夏休みに帰省していた宮崎の串間(都城の近く)で採集して以来
ウン十年ぶりの出会いでした。
分布は沖縄から九州南部(最近は北上傾向)なので
大阪で見かけることはありません。

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田んぼのあちこちにそれこそ群れ飛ぶ感じは南国宮崎!って感じでした。

ほんと、懐かしかった~。

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クロセセリ
こちらも南国のチョウですが、なんと今では京都や滋賀で定着してるとのこと、
大阪定着も時間の問題ということでしょう

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イシガキチョウ

今は大阪でも珍しくなくなったこのチョウもやはり南国のチョウらしく
ここではあちこちに普通に飛んでいました。


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ネキトンボ

田んぼだらけなので、やはり赤トンボの仲間やカトリヤンマを探してみたのですが
アキアカネ2頭、ナツアカネは3頭のみで、カトリは発見できませんでした。
ミヤマもノシメもいなかった…
う~ん、これだけ田んぼあるのにやはりか…

田んぼとはあまり関係ない種のリスアカネ、マユタテアカネ、ヒメアカネ等は
林道沿いに普通にいました。


金御岳の主役であるサシバも田んぼを住処にしているので、
アキアカネ等同様その数を減らしているのは周知の事実。

事実私が棲む大阪北部でも90年代初めまで
初夏にサシバの鳴き声を聞くことは
そう珍しくはなかったけど、その声を聞かなくなって久しい。

人為的要因による様々な環境の変化の上に、
台風や水害等の自然の猛威が増してきてる昨今
生きものに与える影響は甚大なのは間違いない。
もちろん私たちヒトに与える影響も年々ひどくなる一方。

その台風、今回東日本で甚大な被害をもたらした19号の影響は
現地は全くといっていいほど、影響はなかったのですが
ただ帰りのフェリーが2日も欠航になってしまい、足止めを食らうハメに。
そして何と風邪をひいてしまい、最後の2日はホテルでのたうちまわっていました…

さらにさらに、間抜けなことは
オリンパスのコンデジを紛失してしまったこと…


撮影していた麓の田んぼの脇だろうということで
すぐに探しに行ったのですが、どうしても見つからず。
近隣の住民に聞いてみたりもしてみたのですが、まったく手がかりなし。
警察に紛失届もだしたり、ほんとバタバタ。

あんな人がめったに通らない場所なのに…

地元の農家の方が「カラスが持っていったのかも」と言ってましたが
う~ん、そう思うことしてあきらめるしかしゃぁない。

古いタイプなので、新しいのに買い換えようかなと考えていたのが
なんか関係あんのか!?(笑)

まぁ色々あった1週間の都城滞在でしたが
やはりサシバが圧巻で、素晴らしかったの一言につきます。

風邪のせいで美味しいお酒もおいしい料理も正直
半分ぐらいしか楽しめなかったのが、若干心残りだけど、
それでも行く先々で出会う現地の方のなんと優しく穏やかなことを
今思い出しても私の心を穏やかにさせてくれます。

それとこのブログではあまり触れない食レポですが
森精肉店のみそカツ、柳田酒造の千本桜はオススメです。
どちらも都城にありますので、検索してみてください。

kさん、本当にお世話になりました&
風邪ひきにカメラ紛失やらかしてしまい、
本当に心配かけすいませんでした。


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フェリーの2等寝室

フェリーは超久しぶりでなんかテンションあがりました(笑)。