
緑の中でこのシジミチョウに出会うと思わずレンズを向けたくなる。
今まで沢山の写真を撮ってきたが、その中でも枚数的にはベスト10に入るだろう。
田んぼや河原、街中でもちょっとした空き地があれば見かけることができるので、
決して珍しい種類ではないのだが、あまり逃げないし、この写真のように
花や草の先端によく止まるのでやはり絵になる。
それにオレンジや赤の翅は自然のグリーンを背景にすると、一層際立つ。
今回もヒメジョオンに止まったところを一枚。
フイルムからデジタルに変わり、今後ますますレンズを向ける機会が増えるに違いない。

親戚のH家は谷の一番上にあり、裏には渓流が流れている。
水のそばはひんやりとしていて、まるで天然のクーラーみたいだった。
私は小さい頃から海より山のほうが好きだったせいもあり、渓流の音が大好きだ。
渓流の音を聴くと、小学生の時親父に昆虫採集をしに連れていってもらった渓流を
いつも思い出す。
でも海で聴くさざなみの音もまた捨てがたい。

いつもとは言わないが、自然は時に思いがけない出会いを与えてくれる。
自然状態ではなかなか見ることが出来ないササユリが
親戚の田んぼの畦に咲いていた。
この花は私が住んでいる箕面の市の花に制定されている。
といっても、箕面を歩いても見かけるのはなかなか難しく、
市の保護植物の一種になっている。
もちろん私もこれまで出会ったことはなかった。
正直「ほんまに残っているのか?」という気持ちさえある。
箕面を歩くたびにいつもひそかに出会いを期待していたが、
まさかこんな場所で初対面するとは思っていなかった。
環境の悪化に加えて、最近では盗掘という人為的行為が
このような数少ない植物の減少に拍車をかけている。
親戚によるとここでも持ち帰る人が後を絶たないそうである。
自然のものは自然のままが一番なのに...
植物にとっても住みづらい世の中になったものだ。
昨日の日記で書いたように、ホタルは思ったとおりにならなかったが、
ササユリに出会えたお陰で気分よく家に帰ったことは言うまでもない。

先週末ある場所へホタルを見に行ってきた。
もちろん地元の箕面川でも見られるのだが、なんせ街灯や車のヘッドライト等の影響で
気に入った写真に収めることが難しい。
そこで親戚が住む兵庫県の真ん中辺りまで遠征してきた。
しかしやはり以前に比べて減っているとのこと。
市や町が観光のため、整備しているところはある程度環境が守られているが、
そういうところは人が一杯なので撮影場所としては向かない。
何箇所か回ってもらったが、湿度が低かったせいもあり、ホタルがあまり活発に飛ばず、
おまけに途中で雨が降ってきたためあえなく退散。
結局、撮れたのはこのカットだけ。
黄色い点みたいなのがホタルの光です。
これで21分間露光でした。
この分だともっと露光しなければならないみたい。
やはり都会と同じく、河川の両側がコンクリートで固められているところが多く、
聞くのは「ここにも以前はようけおったんやけどなぁ〜」という話ばかり。
それでも数は少ないながらもあちこちでホタルを見ることができました。
次の日も本格的な降りになってしまった。
しかし、雨に濡れた緑と土の匂いをかぎ、川のせせらぎを聞き、天然のマイナスイオンを
全身に浴びることは都会の人間にとってこの上ない贅沢かもしれない。
お世話になりましたH家の皆さん。
また遊びに行きます。

これは箕面山麓にある聖天展望台から西の方角をみた眺めです。
中心にある建物が箕面観光ホテルで、その後方が池田市や川西市。
この展望台は秋になるとタカの渡りが観察できるポイントとしても有名です。
私はまだ見たことはありませんが..

庭で発見したベニカミキリ。
写真のとおり赤いカミキリムシで5月ごろ見かけることが多い。
成虫は木に咲く花を食べに集まるが、幼虫は竹の材を食べるとのこと。
そういえば以前京都西山で竹林整備のボランティアをしていたとき、
切り倒した竹からこのカミキリムシがのろのろと出てきたことがあった。
私の近所にも少ないながら竹林が残っているので、そこで発生しているのかもしれない。
竹林は落葉樹の林ほど生きものの多様性は見られないが、
それでもこのカミキリムシなどにとっては貴重な住処であることには違いない。

突然ですが、昨日久しぶりに甲子園球場に野球観戦に行ってきました。
いつもお世話になっているご近所のTさんがチケットが一枚あまっているということで
連れられて座った席はなんとバックネット裏。
こんないい席に座ったのはほんと久しぶり。
おまけに梅雨の中休みらしく、天気もよくさわやかな風に吹かれながら
ビール片手のナイター観戦は最高でした。
対戦相手の楽天イーグルスの先発が話題の田中投手ということもあり、場内は超満員。
そして肝心の試合のほうも阪神の快勝。
浮世を忘れる(?)ほどのほんとに気持ちのいい時間でした。
Tさん、本当にありがとうございました。

梅雨はうっとおしい季節ですが、ホタルが飛び交う季節でもあります。
ホタルといえば川や水田を住処とするゲンジボタルやヘイケボタルが有名ですが、
この仲間はむしろ陸に住んでいる種類の方が多いことをご存知でしょうか。
例えば、竹林などに住むヒメボタルなどは最近宅地開発などの影響で減り続けているため、
新聞紙面などを賑わすことが増えました。
箕面でも住宅街の中に残された緑地などで見ることができます。
そしてもうひとつ。
日本には40種類ほどのホタルが住んでいるそうですが、光る種類はごく一部で、
光らない種類のホタルの方が多いそうです。
ご存知でしたか?
写真のホタルは山の中で見つけたオバボタルという種類です。
昼間に活動する種類なのでもちろん光ってませんでした。

山を降りてきたところのお寺の境内でホタルブクロが咲いていた。
昔、この花にホタルを入れて遊んだことからこの名がついたらしい。
もちろん今みたいに街が明るくない頃の話。
一回やってみたいが、ホタルもこの花もそんな風に遊べるほどの数には出会ったことがない。

梅雨入りした途端、雨が降らなくなった。
生き物にとっても恵みの雨はもっと欲しいのではなかろうか。
と言っても、我々人間にとって天気がいいのはとても気持ちいい。
昨日、久しぶりに妻と一緒に箕面の山に行ってきた。
滝道とかではなく、通称山麓線から山手に入り、写真を撮りながら
なんやかんやで5時間ほどかけて回ってきた。
昆虫は思ったほど確認できなかったが、様々な鳥のさえずりが聞けた。
葉っぱが茂っているため姿は確認できなったが、サンコウチョウ、クロツグミ、キビタキ、
オオルリ、ホトトギス、ツツドリ、ヤブサメ、センダイムシクイ、ホオジロ、メジロ、
ウグイス、イカルなどがその美声を聞かせてくれた。
そして締めくくりに滝道にある橋本亭で、川のせせらぎを聞きながら飲んだビールが最高だった。
写真は途中にあった才ヶ原池。

雨が降りあまり気温があがらないと昆虫たちはおとなしくなる。
人間と違い気温によって自分の体温が左右されるからだ。
この仲間を変温動物といい、昆虫のほかに爬虫類や両生類などが含まれる。
これに対して人間を含む哺乳類や鳥類などを恒温動物という。
この時期チョウやトンボなど飛び回って活動する昆虫達にとって
あまり雨が続くと餌が捕れなくなり、死につながる恐れがある。
せっかく成虫になってもそうして命を落とすものは多い。
今日もすっきりしない天気だから、アゲハチョウはあまり飛んでないみたいだ。
今日は朝から雨模様。
大阪もやっと梅雨入りか。
今年も水不足、猛暑の予兆があちこちから聞こえている。
人間活動が自然界に与える影響は甚大なものがあり、
それにともない生き物たちの世界にも様々な変化が現れている。
先日も日本産の野生カエルから、あの”ツボカビ症”が確認されたと
発表があった。
ツボカビ症によるカエルの絶滅、水不足による田んぼの干上がり、
減反政策、農家の後継不足による田んぼの耕作放棄、
宅地開発による田んぼの消滅など、我々の日常からカエルの歌が
聞こえなくなる時代が来るのではないだろうか。
そのほぼ全ての原因が我々人間の経済活動によるものだろう。
カエルが減ることにより生態系のバランスが崩れることは容易に想像がつく。
毎年梅雨の季節になると小学生の頃、近所にあった田んぼを思い出す。
そこはトノサマガエルが鳴き、カブトエビが泳ぎ、ギンヤンマやシオカラトンボが
飛びかっていた生き物の宝庫だった。
たまにクサガメやドジョウもいた。
わずか30年ほど前の話である。
現在そこには立派なマンションや住宅が所狭しと立ち並んでいる。
大阪もやっと梅雨入りか。
今年も水不足、猛暑の予兆があちこちから聞こえている。
人間活動が自然界に与える影響は甚大なものがあり、
それにともない生き物たちの世界にも様々な変化が現れている。
先日も日本産の野生カエルから、あの”ツボカビ症”が確認されたと
発表があった。
ツボカビ症によるカエルの絶滅、水不足による田んぼの干上がり、
減反政策、農家の後継不足による田んぼの耕作放棄、
宅地開発による田んぼの消滅など、我々の日常からカエルの歌が
聞こえなくなる時代が来るのではないだろうか。
そのほぼ全ての原因が我々人間の経済活動によるものだろう。
カエルが減ることにより生態系のバランスが崩れることは容易に想像がつく。
毎年梅雨の季節になると小学生の頃、近所にあった田んぼを思い出す。
そこはトノサマガエルが鳴き、カブトエビが泳ぎ、ギンヤンマやシオカラトンボが
飛びかっていた生き物の宝庫だった。
たまにクサガメやドジョウもいた。
わずか30年ほど前の話である。
現在そこには立派なマンションや住宅が所狭しと立ち並んでいる。

今年もモノサシトンボがやってきた。
体長わずか3cmほどの小さなイトトンボであるが、
毎年この時期の数日間我が家に滞在してくれる。
トンボの仲間は概ね幼虫(ヤゴといわれる)から成虫になると
いったん生まれ故郷の水辺を離れ、もっぱら食べることに専念して
体が成熟すると再び水辺に戻ってきて繁殖活動に入る。
田んぼで生まれたアキアカネが夏の間、高原や山に大群でいるのは
その最たる例ではないだろうか。
そうすると我が家にやってくるこのトンボの生まれ故郷はといえば
近くを流れる箕面川に違いない。
家からの距離は直線にして200mほど。
近くといっても体長わずか3cmほどのこの小さなトンボにしては
とてつもない距離なのではないだろうか。
その間には鳥などの天敵に加え、人間社会が生み出した車という
最大の危険にさらされている。
その危険をくぐりぬけて毎年1、2匹がやってきてくれる。
彼らが生まれ故郷の水辺まで再び無事に戻ることを願わずにはいられない。
写真の個体は1週間ほど滞在したのちいなくなった。

先日、庭で水撒きをしていると、どこからか妙な音がするのに気づいた。
その妙な音をあえて表現すれば”カリカリ、カリカリ”。
音量はといえば注意していないと聞き逃すぐらいの大きさだったが、
なんだろうなと辺りを探してみた。
程なく正体が判明。
その音の主は写真のセグロアシナガバチだった。
写真ではわかりにくいが、彼女(おそらく女王バチ)が
巣をつくるための材料として、竹の表面をかじっている音だった。
このハチの仲間は、木材の表面を大アゴで噛み砕き、そこに
自分の唾液を混ぜパルプ材にして、それを薄く延ばして軒下や
木の茂みなどに巣を作る。
夏を過ぎる頃に大きな巣が見つかることがあるが、今はまだ家族も
少なくひっそりとしている巣がどこかにあるのだろう。
この仲間は比較的おとなしいので観察は容易だ。
昨日に引き続きバードカービングについてもうすこし触れてみます。
バードカービングが希少鳥類の繁殖や生息地回復のためにも一役買っていると言いましたが、どういうことかと言うと..
たとえば鳥島のアホウドリや山口県八代のナベヅル、北海道天売島のウミガラス等などの種類に対して活用されています。
これらの種類は生息数がとても少なく、群れをつくることで知られています。
仲間がいることで安心するのでしょう。
しかし群れを作るということは、その場所が何らかの理由(自然災害や病気の発生)でアッという間に消滅する危険をはらんでいます。
そこでそれを防ぐ為に前もって繁殖地や越冬地を分散させる努力が様々な人たちの協力のもと行われています。
そこでバードカービングが使われています。
要するにバードカービングを置くことで、仲間がいるように思わせるのです。
そうすることにより徐々に本物の鳥たちが新たな土地に寄り付いてくれるようになれば、そこに新しい繁殖地や越冬地ができることになります。
もちろん人間の考えるように簡単にはいきませんが、しかしアホウドリなどではその成果が着実に現れています。
これからさらにバードカービングに求められる役割が重要になるでしょう。
バードカービングが希少鳥類の繁殖や生息地回復のためにも一役買っていると言いましたが、どういうことかと言うと..
たとえば鳥島のアホウドリや山口県八代のナベヅル、北海道天売島のウミガラス等などの種類に対して活用されています。
これらの種類は生息数がとても少なく、群れをつくることで知られています。
仲間がいることで安心するのでしょう。
しかし群れを作るということは、その場所が何らかの理由(自然災害や病気の発生)でアッという間に消滅する危険をはらんでいます。
そこでそれを防ぐ為に前もって繁殖地や越冬地を分散させる努力が様々な人たちの協力のもと行われています。
そこでバードカービングが使われています。
要するにバードカービングを置くことで、仲間がいるように思わせるのです。
そうすることにより徐々に本物の鳥たちが新たな土地に寄り付いてくれるようになれば、そこに新しい繁殖地や越冬地ができることになります。
もちろん人間の考えるように簡単にはいきませんが、しかしアホウドリなどではその成果が着実に現れています。
これからさらにバードカービングに求められる役割が重要になるでしょう。


先日の作品展では会場にバードカービング教室の生徒さん達による
作品が90点ほど展示されていました。
制作するにあたり平面とは違い、立体ならではのご苦労を聞くと
その大変さをあらためて実感しました。
最近では自然保護の観点から各地の施設(博物館や動物園等)に
納品されることもふえているとのことです。
それ以外にも希少鳥類の繁殖地や生息地の回復などにも
一役買っています。
その話は次回に。
写真のバードカービングは上がライチョウのペア、下がイワヒバリ
という種類で、どちらも日本の高山地帯に住んでいます。
出展者のご好意により掲載させてもらいました。
これが木で作られています。
すごいものです。
久しぶりの作品展も昨日で無事終了しました。
会場には私の作品だけでなく、数多くのバードカービングが
展示されていたので、2倍楽しんでいただけたのではないでしょうか。
平面と立体の違いはありますが、“日本の野鳥”という共通のモチーフ
で展覧会を開催できたことは大成功だったと思っています。
そして、こうして作品を発表するたびに、数多くの人たちに出会うことが
制作を続けていくことへの何よりの励みになります。
特に今回は初めての方とも数多く知り合うことができ、嬉しかったです。
お忙しい中、時間を割いて見に来てくださった方々、
本当にありがとうございました。
そして今回はお目にかかれなった方々にも次回はぜひお会いできれば
と思っています。
会場には私の作品だけでなく、数多くのバードカービングが
展示されていたので、2倍楽しんでいただけたのではないでしょうか。
平面と立体の違いはありますが、“日本の野鳥”という共通のモチーフ
で展覧会を開催できたことは大成功だったと思っています。
そして、こうして作品を発表するたびに、数多くの人たちに出会うことが
制作を続けていくことへの何よりの励みになります。
特に今回は初めての方とも数多く知り合うことができ、嬉しかったです。
お忙しい中、時間を割いて見に来てくださった方々、
本当にありがとうございました。
そして今回はお目にかかれなった方々にも次回はぜひお会いできれば
と思っています。
月曜日から始まった作品展も残すところあと1日となりました。
明日は土曜日。
最終日で搬出も重なっているため、アッという間に過ぎていくような
気がします。
天気も大丈夫そうなので一安心。
明日は土曜日。
最終日で搬出も重なっているため、アッという間に過ぎていくような
気がします。
天気も大丈夫そうなので一安心。

