生きものばんざい

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山にいる気分

関西の平地で夏に確認できるセミといえば、クマゼミを筆頭に、アブラゼミ、ニイニイゼミに、
お盆頃から現れるツクツクホウシが主だったところだろう。
東京では平地にいるミンミンゼミも関西では山に行かなければお目にかかれない。
そしてもう1種山に行かなければ出会えないのが“カナカナカナ”と鳴くヒグラシだ。

それが昨日の夕方雨が降り出す少し前、我が家の庭で鳴いた。
10分ほど立て続けに鳴いた後、雨がひどくなってしまったのでそれっきりだったが、
正直驚いた。
箕面に住んでいるといえども、私の家は山からは相当の距離があるし、
私の経験からいってクマゼミなどと違いヒグラシは飛ぶのがそう上手とはいえない。
仮に飛んでくることが出来るのであれば、もっと毎年沢山いてもいいはずである。
だから山から飛んできたとは到底考えられない。
ではどこから来たのか?
あるいは庭で羽化したのか?
しかしそうであれば1匹だけというのも腑に落ちない。
また山で誰かが捕まえてきてここらで逃がしてやったのだろうか?

う~ん、謎だ...

実は2,3年前にもこういうことがあった。
その時はお向かいのお宅の庭で時間帯はやはり夕方だった。
しかし鳴き声がしたのはその1日のその1回だけで、その後2度と聞くことはなかったし、
もちろん姿も確認できなかった。

う~ん、謎だ...


昨日もやぶ蚊と格闘しながら、その姿を探したが結局見つけることはできなかった。

しかし山に行かなければ聞けないあの“カナカナカナ”という声を部屋にいながら
聞けた瞬間は、私にって何より嬉しい気分だった。

今日も鳴いてくれないだろうかなぁ。

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