生きものばんざい

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でも…

一般的に、梅といえばウグイスでしょう。

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鶯色、鶯餅などはどちらかといえばメジロの色に近い。

そのメジロは昆虫が少なくなる冬の間、
梅やツバキなどの花の蜜を食べる鳥(もちろん春から夏は昆虫が主食)なので、
よく梅に来ている姿を見かけます。
それで混同されたのではないでしょうか。

それに対して、ウグイスは花の蜜は食べないし、
メジロに比べて警戒心が強く、藪や庭の植え込みの中などを好むため、
梅にやってくることはまれです。


江戸時代頃までは今と違って、野鳥を観察するなんてことはしなかったでしょう。
愛玩用に飼育したり、藩主が絵師などに記録させようと描かせるために
捕まえることがあったぐらいじゃないでしょうか。
もちろん食用としても…

その中であのホーホケキョという鳴き声と、
梅林などへ行けば人を恐れず比較的容易に見ることができたメジロ、
そのメジロの色が日本人の好みであったため、
一般的に混同されてしまったのではないでしょうか。

だから日本画なんかでも、「梅に鶯」というタイトルなのに
描かれている小鳥は「どうみてもメジロの色だ」な~んていう作品があったりもします。

まぁ別に作品を見る人が気にしなければどうでもいいことなんですが…

もちろん私の作品にはそんな間違いはありませんよ(笑)。

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