生きものばんざい

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モノサシトンボがやってきた

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今年もモノサシトンボがやってきた。
体長わずか3cmほどの小さなイトトンボであるが、
毎年この時期の数日間我が家に滞在してくれる。
トンボの仲間は概ね幼虫(ヤゴといわれる)から成虫になると
いったん生まれ故郷の水辺を離れ、もっぱら食べることに専念して
体が成熟すると再び水辺に戻ってきて繁殖活動に入る。
田んぼで生まれたアキアカネが夏の間、高原や山に大群でいるのは
その最たる例ではないだろうか。

そうすると我が家にやってくるこのトンボの生まれ故郷はといえば
近くを流れる箕面川に違いない。
家からの距離は直線にして200mほど。
近くといっても体長わずか3cmほどのこの小さなトンボにしては
とてつもない距離なのではないだろうか。
その間には鳥などの天敵に加え、人間社会が生み出した車という
最大の危険にさらされている。

その危険をくぐりぬけて毎年1、2匹がやってきてくれる。
彼らが生まれ故郷の水辺まで再び無事に戻ることを願わずにはいられない。

写真の個体は1週間ほど滞在したのちいなくなった。



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