生きものばんざい

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似て非なるもの

皆さん、「オニヤンマ」というトンボの名前は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

では、「コオニヤンマ」というトンボの名前を耳にしたことはありますか?

どちらの種類もちょっとした山を流れている渓流で見ることができます。
しいていえば、コオニヤンマの方が、平地を流れる中流域まで幅広く生息しており、
逆にオニヤンマは平地では珍しく、川の上流域まで見ることができます。

数日前、箕面の滝道を歩いていたら、両種ともに出会うことができました。

体色はどちらも黄色と黒の、いわゆる”タイガースカラー”。
大きさはどちらも普通の赤とんぼなんかよりはるかに大きく、
オニヤンマは8cm強で、わが国に生息するトンボでは最大。
対するコオニヤンマもオニヤンマに対して”小さい”という意味から
コオニヤンマと名づけられていますが、それでも6cm強という、
とても大きな種類です。


そこで両種が一緒に観察できるところでの見分け方を…


それはずばり!



止まっているところを観察してください。
ご覧のように止まり方が違うので、一目瞭然!


20090708oniyanma.jpg

20090708kooniyanma-1.jpg

上がオニヤンマで、下がコオニヤンマ。


オニヤンマは枝や植物の茎などにぶら下がるように止まりますが、
コオニヤンマは石や地面、枝などに平行に止まります。
(要するに止まりたいものの真上に止まります)


オニヤンマはオニヤンマ科に属し、いわゆるヤンマ科(ギンヤンマなど)
という仲間に近いのですが、コオニヤンマはサナエトンボ科に属しています。
なので、生活様式とか幼虫(いわゆるヤゴ)の形態が全然違います。

ややこしいといえば、ややこしいし、
どっちでもいいといえば、どっちでもいいかも…
両種とも最後にヤンマとついているから、近い仲間だとふつう~は思いますよね。


では…


飛んでいる時の見分け方は?



止まるまで観察してくださ~い(笑)
私の経験から言えば、コオニヤンマのほうがすぐに止まります。


では…


先月、我が家の屋根瓦にやってきたこのトンボは果たしてどちら?

20090606kooniyanma.jpg

答えは明日のこのブログで!

Comments 5

コオニオニヤンマ  

上半身がコオニヤンマで、下半身がオニヤンマに一票!

2009/07/09 (Thu) 19:43 | EDIT | REPLY |   

ももんが  

解説の通り素直に見るとコオニヤンマなんでしょうけれど,
実はこの写真の向きは,わざと縦横かえてアップしているという
ちょっとひねた見方をして(性格のまんまですわ;笑)
オニヤンマで!

2009/07/09 (Thu) 23:57 | EDIT | REPLY |   

チドリ  

コオニさんです。間違いない!

2009/07/10 (Fri) 13:06 | EDIT | REPLY |   

まゆまゆ  

着地直前、ちょっとめまいがしたコオニヤンマさん。

2009/07/10 (Fri) 17:46 | EDIT | REPLY |   

管理人  

おおっ!皆様ありがとうございます!

コオニオニヤンマさま

ええっ~、その答えは反則ですよ(笑)。
そんなトンボいたら絶対捕まえてください!

ももんがさま

考えすぎですよ~。
素直にいきましょう(笑)。


チドリさま

その自信、私にもすこし分けてください~。


まゆまゆさま

確かにちょっとアンバランスかも…
そういえば、屋根瓦にすこし滑っていました。



2009/07/10 (Fri) 18:30 | EDIT | REPLY |   

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