生きものばんざい

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熊田千佳慕展

私が大好きな画家の一人、熊田千佳慕。
今年8月、99歳で亡くなるまで虫や花を、それこそ自分が虫や花であるかのように
見つめ描き続けられた人でした。

その追悼展になってしまった作品展を見に京都へ行ってきました。

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描かれた虫や花や動物だけでなく、
一本の枯れ草、一粒の砂や石にまで表情がありました…


すごいというか、これだけ見つめ愛され描かれた虫や植物たちはさぞかし
幸せだったのではないだろうかと思わせるくらい、みんな生き生きとしていました。

涙が出るくらい虫たちが楽しそうに生きていました。



熊田さんの残した言葉を少しだけ紹介します。


すばらしい生物画家になることより、
虫や花たちの言葉のわかる画家になりたかったのです。




身のまわりにあるものに愛を感じ、
美しさを感じ、
楽しいひとときをもつこと。
それが本当のゆとり。




できあがった絵は
それを描かせてくださった
神様へのレポートなのです。



こんな風に生きものたちを慈しみ、見つめ、描き、生きてこられた熊田千佳慕という画家。

色々なことを教えてもらえたような気がします。



この巡回展は来年兵庫、福岡、名古屋展と続きます。

お近くの方は是非見に行かれてはどうでしょうか。

当然私もまた行くつもりです。



見られた方を幸せな気分にしてくれる…

そんな気がしたのは私だけではないと思います。


久しぶりに味わった感動のひとときでした。

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