生きものばんざい

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箕面の山の現状

北海道から帰ってきてから、2週間ほど。
その間、二度ほど地元箕面の山を歩きました。

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今はいたるところで、クマノミズキ(手前の白い花)がほぼ満開です。


しかし一歩森に入り歩くと…

林床に草本類(いわゆる草)や幼木が
ほとんどない場所が多数あるということを歩くたびに見せつけられます。

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森が暗くなり、林床に光が差し込まないため落葉樹の幼木が育っていません。
そして、やっと育った場所でも増え続けるニホンジカに食べられてしまう。
また雨や風のたびに表土が流出。

とにかく昆虫類がめちゃくちゃ少ない。

チョウも少ないなぁ…
先日も10何キロも歩いたのに、確認できたチョウは、
クロアゲハ(♂)、ツバメシジミ(♀)、ヒオドシチョウ、ヒメウラナミジャノメ、
クロヒカゲ、ミスジチョウの一種ぐらいか…

トンボも同じです。



そして、

耐えられなくなった大木が倒れることも…


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これも自然であり、
山の斜面にあるとどうしても倒れやすくなるのでしょうが、
ここまで生きてきた巨木が倒れてしまうのは残念でなりません。


それでも倒れた木を有効に活用できれば、
生きものたちにも決して無駄にはならないのですが、
ハイカーが多く、傾斜がある山の斜面にはそのまましておくことは
安全面から言っても到底無理な話です。


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そして…
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相変わらず一向に減る気配がない不法投棄。


先日の箕面の山パトロール隊のクリーンハイキングで回収したゴミの総重量は
100キロを超えていました。

タイヤに、スロットマシン、PCモニター、ビデオデッキに大量の雑誌etc
他にもまだまだ回収できないゴミがそれこそ山のようにあります…

誰だか知らないけど、わざわざ山まで車やバイクで
(当然ガソリン使って、二酸化炭素放出して)、大量に捨てにきます。


そしてもうひとつ…私がどうしてもやるせない気分になること…


飼えなくなったペットを生きたまま捨てることです。

犬やネコに、先日は大きくなったミシシッピーアカミミガメ(通称:ミドリガメ)
が道路沿いに捨てられていました。

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このネコは昨年山の上にあるダムのそばで我々がゴミを集めていた時に
甘えながら寄ってきました。

「お腹すいているんだろうなぁ」と思いながらも、
どうすることもできなかったことが忘れられません。

その後どうなったのか、
次に訪れた時は当然見かけませんでした…



どうしてこんなことできるのかなぁ…


でも悲しいかなこれが今の箕面の山の現状です。





たまにはこういう話も必要でしょう。


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