生きものばんざい

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タカ渡り

毎年お彼岸の頃、日本各地で繁殖したタカの仲間が冬越しのため
南の島を目指す姿が箕面の上空でも見ることができます。

俗にいう「タカ渡り」です。

全国のタカファンのウオッチャーたちが毎年各地でその姿を観察し、
写真を撮ったり、数をカウントしているんです。

箕面では公式にはどなたも行っていないらしいのですが、
有志の方々によると今年はこの週末の2日間で約700羽弱の数が通過していきました。

もちろん私も時間の許す限り快晴の秋空を眺めては
タカ達の姿を堪能してきました。

20110925yama.jpg
ここがその舞台


20110925hatikuma.jpg
ハチクマ

これが近くを飛んでくれた唯一の個体でした。

20110925nosuri.jpg
ノスリ

旋回している時、偶然とれたショットです。
ピントが全然甘い~、トホホ…
シャープをかけてもこれが限界。
もう少し低く飛んで欲しかったなぁ…

20110925takawatari-1.jpg
何羽いるでしょうか?(画像をクリックしてみてください。)


毎年観察しておられるベテランウォッチャーの方々によると
以前はこの場所でも低く飛んだり、
もっと近くで旋回する姿を頻繁に観察することができたそうです。
はっきりしたことはわかりませんが、
上昇気流の発生場所が変わったんだろうということや、
森では山肌に突き出るような大木の枯れ木が減ったため
タカが好んで止まるような場所が減ってしまったのも
一因なのかなぁとおっしゃっていました。

私たちの知っているところ、知らないところでの環境の変化が
彼らの行動に変化を与えていることは間違いないでしょう。



確かにほとんどの群れは遠すぎて写真撮るのは厳しかった~。
マニュアルフォーカスの800mmのレンズを真上に向けて撮るのは太ももが笑ってました。
旋回している時はまだしも、風にに乗ったらアッという間に飛び去るので
ファインダーにその姿を捉えるのも至難の業。
首は疲れるわ、おまけに肌は日焼けでビリビリ。
季節はずれの海水浴客みたいで、風呂に入るのが一苦労でした(笑)。


20110925sasiba.jpg
サシバ(拡大画像あり。クリックしてみてください。)


太古の昔から行われてきたであろうタカ渡り。
はるか上空から見る彼らの目にはヒトの生きざまはどう見えているのだろうか…

生態系の頂点に立つ彼らが冬越しを終え戻ってくる来年、
安心して暮らせる環境がひとつでも多く残っていて欲しい。


ピークは過ぎたみたいですが、まだしばらくはタカ渡り楽しめますよ。
天気のいい日、立ち止まって空を見上げてみてはいかがですか?


そして、もし見かけたら彼らの旅の無事を祈ってあげてくださいね。

Comments 2

ももんが  

こんにちは~。
軽くネット離れしている間に生き物達がいっぱい!
やっぱ,画伯がとるとエゾリスもシマリスもかわいいなぁ・・・。
私は「早朝平地の方で」という画伯のお言葉のおかげで
たくさんのエゾリスには会えましたが
写真はどないもなりませんでした(爆)

タカ渡り・・・というのですね。
2日間で700羽も通過するなんて!
上見てないと損ですね,これは。
しかし箕面の山・・・といえども,開発や環境破壊の波を
いろいろな形でうけているのか~。
少しでも生き物達にやさしい環境が守れるといいですね。

2011/09/28 (Wed) 17:11 | EDIT | REPLY |   

管理人  

ももんがさま

いやいや~、この裏にはピンボケ、ブレブレ写真が山のようにあるんですよ(笑)。
リスに限らず、生きものを撮るには時間と根気が成功の鍵でしょう。
ももんがさんのエゾリス傑作写真はまた来年の楽しみにしておきますね。

タカ渡り、箕面は数が多いから近くで写真を撮れるという訳ではないという典型のような場所でした。
カメラマンもわずかでしたし…次回はどこかに遠征しようなかと考えています。

2011/09/29 (Thu) 17:43 | EDIT | REPLY |   

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