生きものばんざい

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皆で撃退

鳥を様子を伺うにはその声を頼りにすることが多々ある。

先日、庭の子すずめたちの賑やかな声を聞きながら制作してると、
その声が一瞬のうちに止み、親たちのけたたましい声に変わった。
周りのスズメたちもその輪に加わり、メジロも激しく警戒音を発し、
挙句にはどこからかムクドリまでもが飛んできた。

こういうときは天敵(この時期この辺りではカラスやネコ、イタチ、ヘビ等)が
いるに違いないと思い、必死で目を凝らした。

すると…
20120525yamakagasi.jpg

やはりいました。

これはシマヘビというごく普通のヘビ。

毎年とまではいかないが、ちょこちょこ我が庭にはヘビがやってくる。

こんなこともありました。

鳥がヘビにやられるというのはよく耳にします。
ヘビにしたら生きるためだから当たり前のことなのですが、
目の前でその光景に出会えばあまり気持ちのいいものではない。

以前ムクドリがヘビにやられているところや
カラスに丸呑みにされるメジロの巣立ち雛も見たことがあります。

その子の運命だと思うようにしていますが、
どちらにしてもそのことが目の前で起こっている時に
絶叫している親鳥の声は今でも耳に残っています。

今回も自分の目の前でそういうことが起こるのではないかと心配しましたが、
ヘビが襲うほどの弱々しさは庭の鳥たちにはありませんでした。


20120525mejiro-1.jpg
シマヘビに向かってけたたましく鳴くメジロ。




20120525yamakagasi-1.jpg


10分ほどのち、観念したシマヘビは幹を伝って姿を消し、
しばらくするとまた親に餌をねだる子すずめたちの平和な声が戻った。

スズメという同じ種類だけでなく、メジロやムクドリまで加わって
それこそ皆で撃退した感じがしたなぁ。



しかし、このシマヘビも無事に安全な場所にたどりつけるのだろうか。
道路に出ようものならすぐに車に轢かてしまうだろうし…

Comments 3

いのやん  

ヘビも生きていくために必死ですものね。

私めが小学生の頃、十姉妹を飼っておりました。
増えすぎたので、木箱を横に二連にし、真ん中に穴を開け、行き来できる連絡口を作りました。
そこからへびが入り、十姉妹は全滅。
自然の鳥たちと違って、逃げ場のない十姉妹たち。
可哀想なことをしてしまいました。
それ以来、鳥は飼わなくなってしまいました。

そんなショッキングな事を思い出してしまいました。
自然の鳥たちは強くて、たくましいですね。

2012/05/26 (Sat) 11:32 | EDIT | REPLY |   

ももんが  

子どもの頃,へびはもっと身近にいたのでみんななにかしらヘビにまつわる体験があるものなのですね。

私も子どもの頃,えらい雀がさわぐな~と思っていたら
隣のおばちゃんがほうきを担いでやってきて
「庭にヘビがおる!」と。
探すと木蓮にかなり大きなヘビが!!!
びっくりはしたのですが
一人で留守番をしていた私にとっては
ほうきでヘビを追う隣のおばちゃんの迫力の方が
数倍怖かったです。

奈良でも何度かヘビに遭遇していますが
食べ物や住むところ,あるのかな。
ヘビにとっても生きにくい環境になっているんでしょうね。。。

2012/05/28 (Mon) 18:21 | EDIT | REPLY |   

管理人  

いのやんさま

生きものが生きていく上で他の命をもらうことは
自然界ではごく当たり前ですよね。
私たちヒトだけが、日常あまり意識していないかもしれません。

私も小さい頃飼っていた十姉妹がヘビではなく、
イタチにやられたこと、今でも鮮明に覚えています。
でも私はその後もやっぱり沢山の鳥を飼いました。
一生懸命世話しても死んでしまうこともしょっちゅうで
どれだけの命を見送ってきたかしれません。

今はその頃の償い?をしているのかも…



ももんがさま

子供の頃の怖い体験は誰もが覚えているのでしょうね。
しかし、ヘビよりおばちゃんの方が怖かったなんて(笑)。

ヘビは生態系の上位に位置する生きもの。
ヘビがいるということは、多様な生きものたちが
暮らしていける環境があるということ。
気持ち悪いとか怖いとかいう感覚的なものではなく、
一人でも多くの人に同じ生きものとして認識して
欲しいとヘビを見るたび思います。


2012/05/30 (Wed) 13:39 | EDIT | REPLY |   

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