生きものばんざい

ARTICLE PAGE

西へプチ遠征

ご報告が遅くなりましたが博多での個展は無事終わりました。
お忙しい中お越しいただきありがとうございました。
今回はサプライズで長崎からも駆けつけていただき
博多で一族が集まるという楽しい夜もありました。
開催中世間はちょうどワールドカップ一色でしたが、
あいにく日本が敗退した今となってはもうすっかり遠い昔の感じもします(笑)。

帰阪後たまりにたまっていた様々な用事を片づけつつも
気になるのはやはりいろいろな生きものたちの動向。

そんな中、行ってきました大阪より西へ200キロ。
目的の生きものはコレです。

20140630buposou-3.jpg
ブッポウソウ

繁殖のために日本へ渡ってくる夏鳥で、大きさはヒヨドリぐらいでしょうか、
ブルーグリーンを基調とした色合いにくちばしの赤がとてもきれいな鳥です。
鳴き声はお世辞にはきれいとは言えませんが…
現在は繁殖に適した環境の変化もあり数が減少したため、
絶滅危惧種に指定されています。
私も今までお目にかかったことはありませんでした。

この鳥を保護しようと地元の方々の協力のもと巣箱を設置し、
観察が続けられている場所があるとのことで、
知り合いのKさんの案内で初ブッポウソウとなりました。

20140630buposou-2.jpg

20140630kesiki.jpg
気持ちのいい里山

20140630buposou-1.jpg
この鳥が繁殖できるということは餌となる生きものが
それだけたくさんいるということの証。
大型のヤンマを丸呑みにするほど大食漢で、
ほんとたくさんの大型の昆虫を食べていました。


そしてもうひとつ、Kさんの知り合いでもある地元の方の案内で
久しぶりの対面を果たしてきた生きものはコチラ。

20140630hatyoutonbo-1.jpg
ハッチョウトンボ♂

大きさがほんの2センチほどの日本最小のトンボで
これまた生息地である湿原の激減により全国で減少著しい生きものの1種です。
ちなみに私の住む大阪府でも準絶滅危惧種に指定されています。

しかしいるところにはいるんですねぇ~。
山間の道を進みたどり着いた小さな湿原には
小さな小さなハッチョウトンボがたくさん群れていました。

ハッチョウトンボとは十数年前、まだフィルムカメラの頃
六甲の山中で出会って以来、久しぶりの再会でした。

20140630hatyoutonbo-2.jpg
ハッチョウトンボ♀

20140630umegasasou.jpg
ウメガサソウ

20140630nohanasyoubu.jpg
ノハナショウブ

そのほかにもトキソウやモウセンゴケ、クサレダマなどの植物が
湿原を彩っていました。

ブッポウソウにしろハッチョウトンボにしろ生物相豊かな場所にしか住むことができません。
悲しいかな私の住む箕面で、これだけの鳥やトンボがたくさん住めるほどの
環境は私の知る限りないなぁ…とふと思いました。

鳥との距離はちょいと遠く(50メートル以上)、
持参の300ミリでの写真は必ずしも満足いくものではありませんが、
それを忘れるぐらい見渡す限り緑あふれた場所で
マイナスイオン浴びまくりの気持ちのいい2日間でした。

いやぁ~ホントいいところでした~。

そして、作品にできそうな感じがしています。

Kさん、運転はじめ何から何までお世話になり、
本当にありがとうございました!
IさんやAさん夫妻にもよろしくお伝えください。

Comments 0

Leave a reply