生きものばんざい

ARTICLE PAGE

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

絶滅危惧3種揃い踏み

いつもいろいろ案内いただいているKさんからの電話でした。
「グンバイトンボ見つけました。しかもアオハダもいます。
急ですけどよかったら明日行きませんか?」と。

両種とも生息地となる清流の減少に伴い
日本全国から減少の一途をたどる種で
大阪府のレッドデータでは改定により残念ながら
絶滅危惧Ⅰ類にランクがアップされてしまいました。
調べたら兵庫県でもアオハダはランクAの最上位に、
グンバイもランクBという上位にランクされていました。
私は10数年ほど前に出会って(その時も滋賀県と兵庫県まで遠征)いらい
お目にかかっていないので、もちろん二つ返事で「行きます!!」。

ちなみに大阪府のレッドデータ絶滅危惧Ⅰ類というのは、
絶滅の危機に瀕しているという分類です。

今にも降り出しそうな空模様の中、
緑に囲まれた少し大きめの川に彼らはいました。

20150622kesiki.jpg

20150622gunbaitonbo.jpg
グンバイトンボ オス

20150622gunbaitonbo-2.jpg
グンバイトンボ連結産卵

20150622aohadatonbo.jpg
アオハダトンボ 産卵するメスを守るオス

20150622aohadatonbo-1.jpg
アオハダトンボ メス

両種とも群れ飛ぶというほどの数がいなかったのが少々気になりましたが
とにかくほんと久しぶりの対面でした。

そしてKさんから、「帰りにハッチョウトンボも見にいきましょうか」と。

20150622hattyoutonbo.jpg
日本最小のトンボハッチョウトンボ

こちらは昨年岡山以来1年ぶりでした。
ハッチョウトンボも生息地である湿原の減少とともに数が減りつつある
1種で、やはり大阪府のレッドデータでは絶滅危惧Ⅰ類に指定されています。

そのハッチョウトンボのいる周囲にはこれもなかなか見れなくなった
ササユリとカキランも咲いていました。

20150622sasayuri.jpg
ササユリ
ササユリは私が住む箕面市の市の花に制定されているのですが
残念ながら今箕面では激減してお目にかかるのは難しくなってしまいました。

20150622kakiran.jpg
カキラン

今更ですがトンボはある一部の種を除き
数多くの種がどれも数が減少してるのを切実に感じます。

そりゃそうだろうなぁ…
街中の池や川はズタズタにされ田んぼや湿地は住宅に化け、
地方は地方で過疎による林業の衰退や耕作放棄地が増大することによる
環境の変化に、世界的な温暖化による乾燥化etc
「豊葦原瑞穂の国」と言われたぐらい葦が豊かだった頃の面影を
現代に見つけることが難しい今、
それは同時に水辺に暮らす生きものたちの減少に違いありません。

私がその美しさゆえに写真にはまったトンボたち。
彼らが群れ飛ぶ場所は、ヒトにとっても気持ちのいい場所に違いないのだけど…
今回の場所がいつまでも変わらないままでいてほしいと願いました。

とにもかくにも山と川と田んぼに囲まれ、
マイナスイオンいっぱいの気持ちいいトンボ撮りでした。

Kさんありがとうございました!


Comments - 0

Leave a reply

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。