生きものばんざい

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都城サシバ群れ飛ぶ里~前編~

奈良個展が終わり、暑さも多少?少し?ましになった2週間ほど前、
いつもお世話になっているkさんの案内で行ってきたのは九州宮崎県都城市。

kさんと共にという訳ですから、もちろん観光なんかではあるはずもなく(笑)、

わかる人にはわかると思いますが、

そう、目的はサシバの渡り。

日本で繁殖したタカの仲間であるサシバが通過していく
いわゆる”鷹渡り”ポイントとして有名な金御岳(かねみたけ)が都城にあるのです。

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金御岳観察地点より霧島連峰を望む

kさんは今までにも何回も訪れたことがあり、
一度一緒に行きませんか?とありがたいお誘いを頂き
今回の鷹見ツアーとなったわけです。
もちろん私は初めての金御岳でした。

結論から言いますと、

噂通りのすごいの一言!

日本全国で繁殖した親たち、そして育った若い沢山のサシバが
上昇気流をつかむためにそれこそぐるぐる輪になってできる
いわゆる”鷹柱”ですが、あんなに数多くのサシバを見たのも初めてでした。

カウントしている方々の発表によると
多い日で今年は10/5に3,753羽を確認、
今年度(9/11~10/20)は総数16,161羽をカウントしたそうです。

我々が滞在していた間にも1日あたり1,000羽以上飛んだ日が2日あり
それこそサシバだらけという感じの時間帯には、
カメラマンやウォッチしている方々のあちこちから歓声が上がっていました。


しかし!!撮影となるとこれがなかなか難しく、
もちろんサシバが近くを飛んでくれないと話にならず、
(ごま塩みたいに遠いと、「お願いだからもっとこっちおいで」と心の声を出しながらただ見送るだけ(笑))
しかも風向きや光線状態もと欲張ると
これが結構ムズカシイ。

それこそ、”サシバの勝手でしょ”というところでしょうか。

まぁ初めての場所で勝手もわからず
慣れたころには帰らねば、というのが今までの大体の定番。

とりあえず
バシャバシャ、
バシャバシャ、
シャッターだけは切りました(笑)。

写真の出来はいまいちなれど、
それでもあの雄大な景色を背景に、
サシバが連れだって(中には一羽で)南へ向かって飛んでいく光景を
観れただけで大満足の都城滞在でした。

いつもそう、サシバに限らず命を懸けた渡り(移動)をするすべての彼ら、彼女たちが
また無事にそれぞれの命を繋ぐことができることを心より願いたい。


身近な生きものたちも含め
やはり生きものはすごいや…

ワタシがなぜに彼らに魅かれるのか…

明日をも知れぬ命だけど、
ただそこにある、
目の前のことにのみ向き合っている、

そこに魅かれているのでしょう。


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朝早く飛び出したオス

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鷹柱

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日の出前に飛び出す

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朝焼けの中目的地を目指す若鳥


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何か話しているのでしょうか


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26羽しか写せませんでした

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青空に映える

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朝陽

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山並みをバックに

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来年も無事に来いよ~

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朝焼け


何はともあれ久しぶりのスケール感満載の場所で
生きもの観察を満喫した1週間でした。


しかしながら、1週間もいればもちろんサシバ以外のネタはあります、
良きにつけ悪しきにつけ…

そう、いいことばかりではないんですよ、コレが、

トホホ…


まぁそれは後編ということで。

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