生きものばんざい

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いなかった 前編

本格的な梅雨シーズンのこの頃、
ハンノキ林に舞う美しい蝶を探しに2週に渡って行ってきました。


まず一か所目の場所はここ。
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やしろの森公園

いつも色々と連れて行ってもらうKさんが少し前に
ここで実際にその蝶を観察されていたのも
私の期待を膨らませるには十分でした。

程よく管理された公園内をKさんはじめNさん、Aさんと4人で
ワイワイ楽しみながらの色々な生きものを探しながら楽しいひと時でした。

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羽化したてのメスグロヒョウモン(雌)

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カキラン

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お休み中のタケカレハ

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コウホネ

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キボシカミキリ

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セマダラコガネの黒化型

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リョウブ

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ハラビロトンボ

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交尾するヒメヒゲナガカミキリ

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生き残りのルリタテハが縄張りを主張


ここまで来るとシカやイノシシの気配をほとんど感じることはないので
草むらにも気軽に入ることができるのが本当にうれしい。
私がよく行く近場のフィールドは
そこら中にマダニがいるという感じなので
本当に気が抜けないのです。
実際に何度か咬まれたことありますし…



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ハンノキ林

ハンノキと聞けば少し蝶に詳しい人ならピンときたはず。
その蝶が舞う夕方16時ごろから2時間ほど4人で目を凝らし探しましたが、
影も形も全く確認できませんでした、残念…

まぁ、元々数が多くはないだろうから
やはりそんなに簡単にはいかないもんか(涙)

待ってる時ふらりとやってきたサラサンマが
目の前で産卵してくれたことで慰められました。
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しかし、スタッフも若く明るく気持ちのいいところだったなぁ。
いつも思うのだけど、兵庫県のこういった公園って
ほどよく管理されていてほんとおすすめです。

”2週に渡って”なので、翌週もう1か所別の場所で
チャレンジしてきましたので、それは後編で。

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