生きものばんざい

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秋の鷹渡り

先月末、毎年恒例になった鷹渡取材、
もちろんいつも連れて行ってくださるKさんと一緒に、
一泊で鳴門へ行ってきた。

で、結果はというと…

毎日速報を見ていた通り、なんせ数が少なかった。
おまけに初日は曇が多く風も滅茶苦茶強く
(おそらく10mは超えていたのではなかろうか)
寒いのなんのって!
服装は一応冬仕様で行ったので事なきを得たけど、
自宅を出る時の澄み切った青空とは大違いでした。

風が強いと鷹たち、とくにハイタカはあっという間に
通り過ぎていく個体が多く、
おまけに望遠レンズが風に煽られ
なかなかいいシャッターチャンスには恵まれなかったけど
2日目に多少盛り返し、終わってみれば数が少ない割には
それなりに、という感じでした。

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ハイタカはかっこいいなぁ~

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こちらは雄

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頭上を舞ってくれました

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ヒヨドリの群れめがけて急降下

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瀬戸内海

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こちらはノスリ

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海をバックに悠々と

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鳴門大橋を望む

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コウノトリが全く羽ばたかず過ぎていきました


9月のサシバといい、ハイタカも例年とはかなり
様子が違うのは何か理由があるんだろうけど
我々ヒトにそんなことが分かる筈もなく
とにかく彼らの無事を願いながら
私にとっての今季の鷹渡りはこれにて終了。
来年春、また無事に彼らの雄姿を見に行くことを楽しみにしたい。

ここには一般の観光客もたくさん来るのですが
我々がうず潮の撮影をしてるとか
空ばかりみているので不思議そうに”何を撮ってるんですか?”
と聞いてこられる方もちょこちょこおられます。
そりゃあ普通はそう思うでしょうね(笑)

もちろん狙いは鷹ということを説明するのですが
興味を示されたり、感心される方もいれば、
物好きだなぁ~という感じの方もおられ、
なかなか面白いもんです。

いいシーンを写真に収めることが
一番の目的には違いないけど、
あのそんなに広くない展望台で
朝から夕方まで鷹を待つなんて、
平和で恵まれた時間だなぁ~と
いつも思いながら過ごしています。

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こじんまりとした鳴門駅が結構気にいってます

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帰りは夕陽を眺めながら海岸線を

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明石海峡大橋

こんな写真を撮れるのも助手席にいるからで
Kさんが運転してくれるお陰です


Kさん、いつもありがとうございます!
また次を楽しみにしています!

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